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■児玉清さん

昨年10月、NHKの『週刊ブックレビュー』で『いざ志願!おひとりさま自衛隊』を取り上げていただきました。
紹介してくださったのは、書評家の東えりかさん。

「平成13年から、一般の人が予備自衛官になれるというシステムが……」
と、内容の解説中
「酔っぱらった勢いで応募して、合格しちゃうんです」
のところで、司会の児玉清さんがアハハと笑いながらメモを取ってくれていました。

その児玉清さんの笑顔、そしてわざわざメモってくれたことが嬉しくて嬉しくて。
偶然テレビを見てた友達からも、「児玉清さんメモってくれてたね!読んでくれたらいいね!」とメールが来たり。

あれから7カ月。
アタック25の司会をABCアナがやってるのを見ながら、「そういや児玉清さん、体調崩してるんだよな~」とは思っていましたが、まさかこんなに早く亡くなってしまうとは。

児玉清さんが本を読んでくださったかどうかは分かりません。
が、もし読まれていたら、その時間を楽しんで頂けていたことを願います。
亡くなるまでの貴重なお時間を使ってわざわざ読んで頂けていたとしたら、その時間が無駄ではなく、少しでも楽しい時間でありましたように。
読書好きな児玉清さんのこと、おそらくはどの本も楽しんで読まれていたのだとは思いますが。

今回の地震では、たくさんの方が亡くなりました。
その死者、行方不明者の数、そして本の発行部数から単純計算すると、おそらくは亡くなった方、行方不明の方の中にも、私の本を読まれていた方がいらっしゃるのではと思います。

読書の数時間。
それぞれの人生から頂いたその数時間は、楽しく過ごせる時間だったんだろうか。
少しでも有意義な時間としてもらえただろうか。

物書きになる前は、作家さんなんかが読者に「読んでくれてありがとうございます」と言ってるのを見ても、別になんとも思わなかったんですが、今はその「ありがとうございます」がどれほどの「ありがとうございます」なのか、しみじみと身にしみます。

数ある本の中から、私の本を選んでくれてありがとうございます。
その本を、決して楽ではない仕事をして得たお金で買って頂いてありがとうございます。
そして、貴重なお時間を使って、読んで頂いてありがとうございます。

読者の方の時間とお金を頂くにふさわしいものを書かなきゃな、と改めて自戒。

読者のみなさま、いつも本当にありがとうございます。
児玉清さん、そして震災などで亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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okadamari

Author:okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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