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■「戦争に行く」は罰ゲーム?

ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが先日、こんなツイートをされました。







私は、この村本さんのご意見を否定する気はありません。
それぞれにそれぞれのお考えがあります。
ちなみに村本さんの弟さんは自衛官だそうで、戦争に対してはより思うところがおありだと思います。

また、余談ですが私個人的に村本さんは好きです。
ウーマンラッシュアワーさんも好きです。

ですが、このツイートを見て「ちょっと誤解されてるんじゃないかなー」と感じました。
そして、この誤解は村本さんだけではなく、結構多くの方に見受けられます。
今回は、その「誤解」について。

日本には、自衛隊という組織があります。
そして、「戦争に行く」のは自衛官です。
プラス、普段は企業などに勤務している「即応予備自衛官」、「予備自衛官」も招集されれば、同様です。

まあ、自衛隊は専守防衛なので、「戦争に行く」というより「戦闘行動を含む国防のための活動を行う」という言い方のほうがしっくりくるんですが。

ので、自衛官、即応予備自衛官、予備自衛官のどれにも該当しない人が、いわゆる「戦争に行く」をすることは決してありません。

戦闘はプロがやることです。
所定の訓練を受けた人が、戦闘に関わる所定のお仕事を担当します。
戦車の訓練を受けた人が戦車のお仕事をします。
戦闘機の訓練を受けた人が戦闘機のお仕事をします。
訓練を受けていない人に、それはできません。

自衛官であっても、戦闘機の訓練を受けていない人は戦闘機のお仕事はできません。
自衛官の中でも、「戦闘機のプロ」のみが、その担当をします。

自衛隊は、日本の代表として戦闘をします。
サッカー未経験者がサッカー日本代表に選ばれてワールドカップに出場することはあり得ませんよね。
サッカーのプロのうち、ワールドカップで試合をするに相応しいと選ばれた人だけが出場し、勝利を目指します。

サッカーの素人がワールドカップに出たら、負けてしまいます。
戦闘も同じです。
自衛官ではない人が戦闘に参加したら任務が遂行できません。
ワールドカップで負けても国民の命は無事ですが、戦闘はそうではありません。
任務の失敗が国民の生命や財産に直結するからこそ、それを担当する人は絶対にプロでなければならないんです。

……というおはなしは、「戦争法案反対!」騒動のときからちょくちょくしているんですが、これに対し「自衛官は特別だって言いたいのか」「偉そうに」というご意見を頂くことがありました。

「自衛官は特別だって言いたいのか」は、その通りです。
自衛隊のお仕事をすることができる「特別な人たち」が自衛官です。

でも、これは「自衛隊のお仕事に関して」です。
芸人さんは「漫才やコントなど、人を楽しませるお仕事」に関して「特別な人たち」です。
寿司職人さんは「お寿司などの料理を作るお仕事」に関して「特別な人たち」です。
それと同じように、「自衛隊のお仕事」に関して、「自衛官は特別な人たち」です。

また、「偉そうに」というご意見に関しては、「そう聞こえてしまってたらすみません」と平謝りするしかないのですが、同時に弁解したい気持ちもあります。

「戦争法案反対!」騒動のとき、「徴兵制になるぞー!」というご意見がありました。
それに対して「徴兵制になんかならないよ。自衛隊のお仕事はプロしかできないんだよ」というご意見が出ると、「あんなもん誰でもできる!」的なご意見が多々ありました。

当時はそういうのをよく見聞きしたので、多くの自衛官を友人・知人に持つ私が「自衛隊のお仕事はプロにしかできないんだよ」というおはなしをすると、どうしても「誰にでもできるワケねーだろ!自衛官たちがどれだけの努力をしてるか知ってんのか!!」的な思いが文章のウラに見え隠れして「偉そう」に見えたかもしれないなーと反省しています。

でも、ちょっとご理解頂きたいんです。
世の中には、「芸人は楽な仕事でいいなー。ちょっとしゃべって楽しそうにしてるだけでお金が稼げていいなー」という人がいます。
私はこういう人に対して「いやいや、芸人さんはすごく大変なお仕事でしょ!誰にでもできるお仕事じゃないんだから、それでお金を稼いで当然でしょ!!」と腹が立ちます。
私でも腹が立つくらいなので、当の芸人さんはもっと怒りを覚えたり、少なくともいい気はしないと思います。

腹が立てば、「芸人という仕事がどれだけ大変か」を言いたくなります。
「誰にでもできるもんじゃない」ということを言いたくなります。
すると、それを「偉そうに」と受け取る人も出てくるかもしれません。

余談ですが、以前、ある芸人さんが「芸人は楽して儲けてると言われて腹が立つ」と言った時、明石家さんまさんが「それでええねん。俺らはそう思われといてええねん」と、とても穏やかな笑顔で言われていたのを見たことがあり、すごいなーと思いました。
私も、少しでも明石家さんまさんの境地に向かえるよう精進したいです。

でも、私はまだ明石家さんまさんの境地に行けてないので、寿司職人さんに対して「こんなもん、ちょっと修業すりゃ誰にでもできる」と言う人には「その修業が大変なんだよ!!」と腹が立ちます。
プロとしての誇りを持ってお寿司を握っていらっしゃる方なら尚更です。

みなさんも、ご自身のお仕事やバイトなどを「楽だ」とか「誰にでもできる」と言われたらどんな気持ちになるかちょっと考えてみてください。
求人情報に「誰にでもできるカンタンなお仕事です♪」と書かれていることもありますが、そんな「誰にでもできるカンタンなお仕事」にも、多かれ少なかれの努力や忍耐は必要です。
人様のお仕事を「楽だ」とか「誰にでもできる」というのは、とても失礼なことですよね。

話は戻って、村本さんのツイート。
ツイートの中に「そーいうやつから順番に戦闘機に乗せる法案を提案したい」という文章がありますが、これは戦闘機パイロットさんにとても失礼だと思います。
少なくとも、明石家さんまさんのような境地に行けてない私は「戦闘機パイロットさんたちがどれだけの努力をしてるか知ってんのか!!」と腹が立ちます。

というか、戦闘機パイロットになるのってとっても難しいですからね。
「そーいうやつ」がもし「戦闘機に乗りたい」と言ったとしても無理です。
「そーいうやつ」が航空学生などを受験して合格して訓練して適性などなど試験をパスすれば別ですが。

そして、「絶対に戦争が起きても行きません」という文章。
これは「腹が立つ」というほどではありませんが、「いや、行く行かないじゃなくて、村本さんには無理ですよ」と思います。
村本さんが自衛官になるというのなら別ですが。
でも、「戦争に行きたくない」のならその意思はないでしょうし。
というか、村本さんはもう自衛隊を受験できる年齢を超えていらっしゃいますが……。
(国家資格などの技能をお持ちでしたら、技能公募予備自衛官になる道はありますが……などの細かい話は割愛)

「行く、行かない」以前に無理なことなのに、「行きません」と発言されるのは、心のどこかで「自衛官の仕事は誰でもやれる」って思っていらっしゃるのでは……ご本人にそのつもりはなくても、心のどこかでそういう認識がおありなのではと感じます。
これもやっぱり、自衛官に対して失礼な発言だよな~、と。

これが「戦争が起きても行きません」じゃなくて、「自衛官や予備自衛官にはなりません」だったら、「そうですか」で終わることなんですけどね。
「友達に漫才コンビを組もうって誘われたけど、芸人にはなりません」と同じで、「そうですか」で終わる話で。
でも、「なんばグランド花月の出演者が軒並み急な用件で出演できなくなったからって、僕は舞台には立ちません」ってその辺のド素人が言ってたら、「お前に舞台が務まるか!芸人さんがどれだけ努力してなんばグランド花月の舞台に立ってるか知ってんのか!!」って私でも腹が立ちます。明石家さんまさんのような境地に行けてないので。

でも、村本さんの他のツイート、そしてテレビなどでの発言を聞いていると、村本さんには決して、自衛官に対して失礼な発言をする意図はないように思います。

村本さんだけじゃなく、同様なツイートやコメント、発言をされる方はたくさんいらっしゃいますが、みなさん決して「自衛官に対して失礼な言動をしたい」と思っているわけではないんだと思います。
中には、自衛官が嫌いで嫌いでしょうがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、自衛隊の災害派遣などの活動に対する世間のご意見から見るに、多くの方は「自衛官に対して失礼な言動をしたい」と思っているわけではないんだと思います。

でも、
「俺は戦争に行かない」
「だったらお前が戦争に行けよ」
「まず、総理から前線へ」
といった類の、自衛官に対して失礼な言葉はよく見聞きします。

これらの言葉を見聞きする度に、私は「戦争に行くこと(戦闘行動を含む国防のための活動)って罰ゲームみたいに思ってる人が多いのかな~」と感じています。
おそらく、その理由は「先の大戦」なんだと思います。

明治時代から昭和20年まで、日本には徴兵制度がありました。
(名前は「徴兵令」だったり「兵役法」だったりと時代によりますが)

これにより、軍人ではない成人男性は、基本的に全員が「予備役」となりました。
「予備役」は、今の自衛隊でいうところの「予備自衛官(即応予備自衛官も)」に該当します。
どちらも、「軍/自衛隊の訓練を受け、招集(昔は「召集」)を受けて軍/自衛隊の活動に従事する民間人」です。

「予備役」と「予備自衛官」とで制度や内容に違いは多々ありますが、一番の大きな違いは「志願によるものかどうか」です。
予備自衛官は志願した人がなるものですが、予備役は義務でした。
当時も軍人(いわゆる「職業軍人」)は志願によるものでしたが、予備役の方はそうではなく、「腹を決めて戦争に行った人」もいれば、「行きたくないのに行かされた人」、そして「無理やり行かされた戦争」で亡くなられた方もいらっしゃいました。

こういう背景から、「戦争に行くこと」を罰ゲームのような感覚で今もとらえている人が多いように思いますし、それは仕方のないことだとも思います。

でも、今は昔とまったく違います。
自衛官も、即応予備自衛官も、予備自衛官も、志願制です。

しかし、「戦争法案反対!」騒動が終わった今も、「今後また徴兵制が施行されるかもしれない。戦争が起きて自衛官が足りなくなれば、国民が無理やり予備自衛官にさせられて戦争に行かされるかもしれない」というご意見があります。
徴兵制に関してはこれまで何度も何度も書いてきたので「現代日本で徴兵制なんかねえよ!」のひと言でおしまいにしようかと思いましたが、さらっと。

上の方でサッカーの例えを出しましたが、もしサッカー日本代表の選手がケガ続出で、代わりの選手を日本代表に入れてもやっぱりケガ続出で、代わり、そのまた代わり……って最終的にサッカー未経験者のその辺のお兄ちゃんをサッカー日本代表選手にしたら、ワールドカップで勝てるでしょうか。
そもそも予選を突破できるでしょうか。

「すわ、戦争だ。自衛官を大募集したけどもう限界だ。自衛官が足りなさすぎる」となって急に徴兵制を施行して「自ら志願しなかった人たち」を無理やり徴兵して予備自衛官にして訓練したところで、「任務を遂行できない自衛隊」しか作れません。
国民の生命も財産も守れないような自衛隊しか作れません。
それ以前に、「すわ、戦争だ。自衛官を大募集したけどもう限界だ。自衛官が足りなさすぎる」となったら「徴兵した予備自衛官を訓練する自衛官」がいません。
「任務を遂行できない自衛隊」すら作れません。

というか、現代兵器の戦闘で、「すわ、戦争だ。自衛官を大募集したけどもう限界だ。自衛官が足りなさすぎる」となって急に徴兵制法案を作ろうとしたって、「法案賛成」「いや反対」と言い合ってるうちにドーン!で日本がぼっこぼこになってそれでおしまいです。
いや、「法案賛成」「いや反対」なんて言うヒマもなさそうな。

現代日本において、徴兵制はありえません。
「これって徴兵制が必要なんじゃね?」という状況になったときは既に日本がぼっこぼこだからです。
徴兵制を作る云々の話になった時点で日本という国が存続できてるかどうか。
……こんなこと、絶対起こって欲しくないですが。

日本がぼっこぼこにならないように、みなさんの大好きな友達や家族や「自分」を守るために、自衛隊さんたちは毎日、任務や訓練をがんばっています。

「戦争に行きたくない」
自衛官(や即応予備自衛官、予備自衛官)ではない人がそう思うのは当然です。
そりゃ行きたくないよな~と私も思います。
というか、自衛官だってできることなら戦争なんかしたくありません。
おうちで家族と一緒に幸せに過ごしていたいです。

当たり前ですが、自衛官だって「死ぬために自衛官をやってる」ワケじゃありません。
命がなければ任務を遂行できないからです。
自衛官は「任務を遂行するために自衛官をやってる」んです。
だから、「家族のため」「自分が死にたくないから」はもちろんのこと、「任務を遂行するため」にどんな状況下でも生きるための努力をします。

組織としても、大金を掛けて育成した自衛官を失うようなことはしません。
任務遂行に必要な人員確保は、任務遂行に不可欠です。

しかし、戦闘にはどうしても命の危険が伴います。
家族のため、任務のために生きなければならなくても、命の危険はあります。
みなさんその覚悟を持ち、あるいは覚悟を持とうと努力しています。

「罰ゲーム」という印象を持たれがちな「戦争に行く」ということ。
しかし、日本には自ら自衛官というお仕事を選んだ人たちがいます。
決して「罰ゲーム」なんかではなく、その道を自ら選んだ自衛官がいます。
みなさん誇りを持って、それぞれのお仕事をしています。

ほんの頭の片隅に……で構いませんので、多くの方がこの認識を持っていてくださると嬉しいです。


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■コメント

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? []

非常にわかりやすい解説?ありがとうございます。
1つだけ、某医大の内部で働いていましたが、
自衛官という自覚のない人たちがたくさんいました。
医大だからかもしれませんが。
岡田様のおっしゃる点から考えると、
医大だから、医師としての任務を遂行できれば
という事になりますが、それも怪しい方多いです。
論点がずれますが、
国民の税金がこの方々に使われているのかと思いますと
腹が立ちます。
元に戻ります。
誤解を招かないため、また、
自衛隊の方々が一生懸命働いている事を
お伝えしたいのであれば、
内部上層部の意識改革から行わないと
いつまでたっても理解してもらえないと思います。

■ []

戦争イコール罰ゲーム的と言う発想が、先ずは理解できませんでした。
多くの場合、戦争に行きたくない(巻き込まれたくないの意?)と言う考えは死に対する恐れから来るものであって、それ故にそう言う意識の人達は戦争に賛同する言葉に対して、他者の命を軽視する印象を持つから拒絶反応を示すのだと思います。
「総理から前線へ」と言う言葉は、命の犠牲を含めた上で戦争を必要とするならば、自らが命を差し出すことから始めろと言う意味合いの言葉でしょう。
そこには他者に命を賭けろと言う人に限って自身の安全は確証されていると言う、状況に対する不服があり、この場合は自衛隊員でもないのに、在りもしない徴兵制に怯える反戦論者と言うよりも、実際に戦地に就く自衛隊員の立場を慮っての言葉と取るのが正しいように思います。

ネットで反戦論者を攻撃する人達にはこのような立場的矛盾が顕著なように感じます。
そのような人達の、全く人としての生身を感じさせない言葉には、まるで根拠の無い自尊心のみの手前理論による他人事感しか感じられません。
件のツイートをした芸人さんもそのような意味で「先に戦闘機に乗せれば良い」と言うような趣旨のコメントをしたのでは無いでしょうか?

近代式の戦争は特殊技能だから一般人が戦争に参加されればむしろ迷惑と言うような論調を最近多く見かけますが、それは本当でしょうか?
今現在、主に戦闘状態にある地域の大半はゲリラ部隊を相手にした戦闘をしています。
そのようなゲリラは高度な技術を求められるような戦闘機や戦車に乗っているわけではありません。
軍隊未経験者に自動小銃を持たせただけの兵士は世界中に山ほどいます。
高性能兵器と高度な戦術だけが戦争では無いことは明白な事実です。
その事実に触れずに、高性能兵器の事だけに照準を絞って徴兵制はあり得ないと結論づけるのは些か乱暴と言うか、浅はかな理論だと思います。
近代型の兵器が専門的な技術を不可欠とするのであれば、尚更にそのような特殊技能者は手厚く護られるべきであり、ならば前線における肉体的消費は特殊技能者以外で、数の論理で賄うべし、となる事は考えられないでしょうか?
自衛隊員以外が兵器を扱うことが無いと言う前提は、この国が戦争状態に無い現状でのみ成り立つものであって、本当に戦争が起きた場合に何を求められるのかとは別の次元の話です。

さらに言えば、戦争に参加すると言うのは戦闘員に限った事ではなく、爆撃を受けるかも知れない土地に生活する事も含めての全てです。
戦争するのは自衛隊員だけだ、無関係な一般人が出来もしないことを求められた気になって無意味な心配をするな、と言う論調が意識操作でないとしたら、それはやはり驕った意識の表れのように感じます。


■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [TG]

とっても丁寧な説明でわかりやすかったです。
ただ、村本さんは現在の自衛隊に対して云々という深い考察に基づかず
「(徴兵になっても)自分はいきません」というニュアンスに読めましたねぇ。

自分の命を投げ打つ仕事という意味では、自衛隊はもちろん、警察や消防も尊敬に値します。
餅は餅屋、プロフェッショナルの分業体制の中で、生命は一線ですからね。

今戦争やってる国も含め、本当は戦争なんて誰もやりたくないでしょう。
有事にならないことを祈りたいものです。

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [TK]

この記事は、
●自衛隊の仕事は(ほかの仕事と同様に)プロじゃないとできないので、素人に自衛隊の仕事をさせない。
●しかも、自衛隊の仕事は志願した人だけで行うので、志願していない人に自衛隊の仕事をさせない。
●だから、村本さんは「戦争が起きても行きません」と言っているが、村本さんは素人だし志願もしていないので、そこそも村本さんに自衛隊の仕事をさせることはありません。
と言っているのだと思います。

しかし、自衛隊の仕事は(一部の特殊な仕事を除いて)そこまで特別な才能を必要とはしないと思います。普通の人を集めてトレーニングした場合、例に挙がっているサッカーの日本代表にはほとんどの人がなれませんが、ほとんどの人は何らかの自衛隊の仕事はできるようになるでしょう。そのため、自衛隊やその関連学校に入る人は、入る時点ではほとんどが素人なのに過半数が自衛隊の仕事ができるようになります。

また、志願制をいつまでも続けられるかどうかは分かりません。米国はイラク戦争で兵士の不足に悩みました。将来、日本も自衛官が不足し、徴兵制にする可能性があります。例えば、米国が日本とその周辺から撤退してしまうと、大量に自衛官が必要になるのではないでしょうか。

そのため、そんなに遠くない将来の日本で、素人が徴兵される可能性があると思うのです。

したがって、素人で志願もしていない村本さんが「戦争に行かない」と言うのは、現実性のあることに対して言っているのだと思いますので、誤解ではないと思います。(村本さんの年齢は別として)

また、徴兵制になると、希望していない人が危険な仕事をさせられることになりますので、「罰ゲーム」でないことはないと思います。

■ []

村本さんの言った内容を正しく理解してないのは岡田さんの方ではないでしょうか。
村本さんは単純に、「戦争になっても自分は行きたくない」と言っているだけで、それに対して岡田さんが「戦争は自衛隊等のプロがやるから、そもそもお前には無理だ」というのは、何だかなぁ、そういう事じゃないだろ。と感じました。
私はまだ高校生で特に戦争に対する明確な意識など無く、幼稚な文しか書けない身ではありますが、思ったことを書かせてもらいました。
お目汚し失礼しました。

■ [まい]

「実際に戦地に行く自衛隊員を慮って」って…
自衛隊員の代わりに総理が戦争に行くことが自衛隊員を慮ることなんですか?

国の仕組みをわかっていないと思う。
総理や、政治家が戦争に行ったら日本を指揮する人がいなくなります。戦争に行く人、それを指揮をする人ひと、守られる国民。
それぞれに役割があります。
そうでなければ国民を守れません。
私だったら自衛隊員のを、慮るのであれば、「国民を守るために危険な任務に就いていただいて有り難うございます」と自然に思います。

もし、仮に総理や政治家自身が軍人になったら日本は軍国主義ということになりますけど…そうなったら国の仕組みまで変えなきゃいけなくなりますが。。

そして日本から米軍が撤退したら徴兵制になると言うかたに…
米軍が撤退してそんなひどい状況になるなら、その時点で日本は消滅してると思います。

■ [ぱおーん]

私は右寄りの人間です。
村本さんにも「非国民だ!」「自衛隊員に失礼だ!」と思う立場です。
しかし、最近の右寄りというジャーナリストにも危機を感じます。

歴史をきちんと勉強して下さい。

貴殿のおっしゃる通り、現状戦地に行くのは、自衛隊員他の志願した方々である事は間違いありません。
がしかし、先の大戦においても、それ以前の日露戦争の時代、「当初」はそうで有った事を忘れてはいけません。
その後に「徴兵制」が導入されました。更に戦争が激化すると「学徒動員」など、その志願の有無に関わらず戦地に召集された事を忘れてはいけません。

それを、言わないのは、ジャーナリストとしては、良くない。
戦時において、現状維持は無いのです。

その事をキチンとお話した上で右寄りジャーナリストを自称していただきたい。
でなければ、左巻きの自称ジャーナリスト何ら変わりない。

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [ぱすかる]

失礼ながら、批判的な投稿です。

>ので、自衛官、即応予備自衛官、予備自衛官のどれにも該当しない人が、いわゆる「戦争に行く」をすることは決してありません。<

以前も同じような記事を投稿され、その際にもコメントでさんざん指摘されていたと思うのですが、隣国の韓国も含めて、多くの国(先進国も含む)で徴兵制が採用されているのに、なぜ日本だけ徴兵制はないと言い切れるのですか。

徴兵制を懸念している人たちは、現在の制度(自衛官、予備自衛官)の話をしているのではなく、将来の可能性について話をしているのですよ。

それを「戦闘はプロがやること」とか「訓練を受けていない人にはできません」といった理由で否定されても、「日本の自衛隊だけ、特殊な訓練を行っているのか」とか「日本の自衛隊だけ、特別に優秀な人しかなれないのか」などといった疑問で、一般の人は納得しないと思いますよ。

それ以前に、(平時において)徴兵された兵士に戦闘行為を任せることなど、ありえませんから。
自分で説明しておいて、内容が矛盾していることに気づいてますか?

まず、「なぜ日本の徴兵制だけ、一般人には無理なのか」について明確に回答しないと(私は、そんなことはないと思いますが)、いくら「徴兵制はありえない」と言い張っても、誰も信じないと思いますよ。

(もっとも、私も今の情勢においては、多少PKO活動の幅が広がったり、沿岸警備のために自衛隊員が増員されたとしても、直ちにそれが徴兵制に繋がるとは思いませんが、「将来に渡って徴兵制は無い」とまでは言い切れない。

少なくとも、安保法の施行によって、自衛隊の活動範囲や武力行使の幅が広がったことで、徴兵制が採用される可能性が高まったのは事実ですから)

>芸人さんは「漫才やコントなど、人を楽しませるお仕事」に関して「特別な人たち」です。
寿司職人さんは「お寿司などの料理を作るお仕事」に関して「特別な人たち」です。
それと同じように、「自衛隊のお仕事」に関して、「自衛官は特別な人たち」です。<

芸人さんは、みんなを楽しませる特殊な才能がないと大成しない。
寿司職人さんは、職人芸を習得するための修行が必要で、店が繁盛するかどうかも、その手腕にかかっている。

対して自衛官は、3ヶ月間の基礎訓練と、8~13週間程度の特技教育を経て、(脱落さえしなければ)そのまま部隊に配属される。
(徴兵された兵士の場合は、もっと簡略な訓練になるでしょう)

この3つの職種を同列に扱う事に、なんの違和感も感じませんか?

例えるなら、自衛隊(一般隊員)は、警察、消防、会社員と同じで、所定の教育さえ受ければ誰でもなれる、比較的ハードルの低い職種だと思いますけどね。

特に、「士」の階級は2~3年の任期制で、民間会社で言えば契約社員のようなもの。その1任期分が徴兵制に変わったとしても、何の問題も無く運用されると思いますけどね。

実際、「経済的徴兵制」という揶揄も存在するように、手っ取り早く資金や技術を獲得するために、1任期限定で入隊する者もいる。
(以前は、職が見つからないという理由で、入隊する者も多かった)

>ツイートの中に「そーいうやつから順番に戦闘機に乗せる法案を提案したい」という文章がありますが、これは戦闘機パイロットさんにとても失礼だと思います。<

例えば、「最前線に送れ」と言えば普通科の人に失礼、「戦車に乗せろ」と言えば機甲化の人に失礼、「艦艇に乗せろ」といえば海上自衛隊の人に失礼、という事ですか?

そんな事を言ってたら、『そういうお前が戦争に行け』とは、誰も言えなくなりますね。

安全な場所から、イケイケドンドンで威勢のいいことばかり言っている連中にとっては、非常に都合のいい話ですね。文民にとっても、武力的な政策に対する心理的負担が、軽減されることになるかもしれない。

別に、皮肉で言っている訳ではないですよ。
あなたが反論している内容は、自衛官にとってはなんの擁護にもなってないのではないか、と指摘しているだけです。

村本氏は、このツイートを、無責任なネトウヨに向かって発信している。
安保審議の時も、橋下氏が安倍政権に向かって、同じような主張をしていた。

あなたは「戦争絶滅受合法案」を知ってますか?

その法案を知ってるのなら、村本氏のツイートも、この法案をもじったものであることは、容易に察しがつくはずでしょう。
それを否定するのは、戦争を後押しする行為に繋がると、思いませんか。

あなたは、努力や適正の問題で反論しているが、問題はそこではないでしょう。

>そして、「絶対に戦争が起きても行きません」という文章。
これは「腹が立つ」というほどではありませんが、「いや、行く行かないじゃなくて、村本さんには無理ですよ」と思います。<

戦争が起きても、適正なルールに従って、行儀よく戦闘が行われると、思っているのですか?

仮に、戦時国際法が遵守された状況で戦争が長引いたとしても、最後まで国民への戦争動員がかからないと、言い切れますか?

それ以前に、開戦への準備段階で、徴兵制が敷かれる可能性もありますが?

もっとも、国際法や国連安全保障が確立した現在においては、全面戦争(総力戦)が発生する可能性は低いが、それでもまったく無いとは言い切れない。
村本氏は、その『可能性がまったく無いとは言い切れない全面戦争』に対して、『絶対に行かない』と主張しているのでしょう。

この主張に対して、『全面戦争はあり得ないから』といって否定するのならまだ判るのですが、あなたは『「法案賛成」「いや反対」と言い合ってるうちにドーン!で日本がぼっこぼこになってそれでおしまいです』といった感じで全面戦争を想定しながら、同時に「戦争に行くのは無理(行かされることはない)」と主張している。

言ってることが破綻していると、思いませんか?

>「行く、行かない」以前に無理なことなのに、「行きません」と発言されるのは、心のどこかで「自衛官の仕事は誰でもやれる」って思っていらっしゃるのでは……ご本人にそのつもりはなくても、心のどこかでそういう認識がおありなのではと感じます。
これもやっぱり、自衛官に対して失礼な発言だよな~、と。<

所定の訓練さえ受ければ、誰でも自衛官になれるでしょう。
それとも、自衛官への道のりは、長くて厳しい「狭き門」だとでも。
私は、大学受験よりも簡単だと思いますけどね。

「戦争に行きません」→「自衛官の仕事は誰でもやれる」→「自衛官に対して失礼な発言」って、それは強引なこじつけによる、言いがかりでしょう。

この程度の『当たり前』の発言まで否定するのは、それはヘイトスピーチを吐くネトウヨが、カウンターデモに対して『言論弾圧だ』と言い張っているのと同じで、説得力が無いですよ。

こんな事を言うのは失礼かもしれませんが、予備自衛官という立場から、自衛隊や国防に対する思い入れが異常に強すぎて、それが原因で正常な判断を見失い、普通の感覚で発言している一般人の主張まで否定してないですか?

それから、戦争に対する考え方が、あまりにも軽すぎると思いますよ。
(戦争の事を本当に理解しているのかと、疑いたくなるレベル)

いずれにしても、
・日本だけ徴兵制が無理であることの根拠。
・自衛隊の任務が一般人には無理であることの根拠。
・総力戦を想定しながら、それでも動員されることは無いと言える根拠。
 (先の総力戦では、最後は学徒出陣まで行われたのに)
この辺の説明が明確になされない限り、この記事の主張に納得することは、ほとんどできないですね。

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [SS]

ぱすかる様

記事を熟読してください。ぱすかる様の指摘は全て岡田さんの記事に既出しています。
失礼ながら、ぱすかる様は自衛隊、警察、消防、会社員を軽蔑しているのでしょうか。岡田さんの問題提起を理解しているのでしょうか。
岡田さんの記事を熟読しても理解できないのであるならこれ以上はぱすかる様の問題です。岡田さんの記事の問題ではありません。ぱすかる様が納得できないのであるなら岡田さんの力を頼らずぱすかる様が解決してください。


岡田さん

ぱすかる様以外にも理解の浅い人がいます。しかしほとんどの読者は岡田さんの記事を理解しています。
私は徴兵制以外の記事も楽しみにしています。岡田さんの記事を心待ちにしている読者が私を始め数多くいます。
岡田さんを応援しています読者より。

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [ぱすかる]

SS様

記事を熟読しても、どこにもそんな説明は書いてないですけどね。
過去の記事に関しては、全部までは把握してませんが。

ちなみに、私が著者の記事を見かけるのは、とある言論サイトにおいてですが、以前も同じような論考があがった際に、同じような指摘が言論サイトの方で行われてました。今回また、同じ主張が繰り返されていたので、同様の疑問を投げかけてみた次第です。

『財政が持たない』といった回答をされていたようですが、国民皆兵で徴兵する訳じゃないんだから、足りない分を補充する良心的徴兵制で、なぜ財源が持たないのか理由が判らないですね。

ちょんまげに関する話も『?????』。兵器が最新なのは世界各国共通なので、これも日本で徴兵された者だけ兵器が扱えない、ということにはならないですよね。それ以前に、『士』レベルでそんな高度な兵器を扱うことは、ほとんどあり得ないと思いますけどね。マニュアルに従って運用とか、整備に携わることはありますが。

士気に関する話も、日本の自衛隊だけの問題ではないですよね。

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [ぱすかる]

(つづき)(字数制限がっかかったけど、長文コメントお断りってこと?)

SS様

>失礼ながら、ぱすかる様は自衛隊、警察、消防、会社員を軽蔑しているのでしょうか。岡田さんの問題提起を理解しているのでしょうか。<

そんなことはないですよ。岡田氏の問題提起も、理解した上でコメントしているつもりです。(納得はしてませんが)

私は『誰もがなれる比較的ハードルの低い職種』とは言いましたが、『誰もが簡単に継続できる仕事』とまでは言ってないですよね。入口のハードルは低いが、継続していくにはそれなりの覚悟や忍耐が必要でしょう。もっとも、『士』レベルの業務では、そこまで高度な資質は求められませんが。

確かに、戦闘機のパイロットのような最前線での任務遂行が求められるような職種なら、非常に高度な資質と覚悟が必要だと思いますが(それ以前に、採用試験も極めて狭き門)、末端の空士レベルなら、別に彼らの業務を軽視するつもりはないのですが、2年程度の徴兵期間で十分にまかなえる業務だと思いますよ。

(つづく)

■Re:「戦争に行く」は罰ゲーム? [ぱすかる]

そういった『誰もがなれる』末端の業務(徴兵制の事)に対して、戦闘機といった高度な職種を持ち出したり、『戦闘はプロの仕事』などといったあり得ないケース(期間限定で徴兵された兵を前線に送る事は無いでしょう)で反論していたので、的外ではないかと指摘しただけです。

>ぱすかる様が納得できないのであるなら岡田さんの力を頼らずぱすかる様が解決してください。<

勘違いされてないですか?
私は熟読した上で、結論として「納得できない」と指摘しただけで(間違っているようだから、納得できないという意味)、理解できなかったから教えてほしい、と言ってるわけではないのですよ。
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(文藝春秋社)


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志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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