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■【質問】大学中退後の進路

久っっっっっっしぶりの質問回答でございます。
今回は、大学生の方よりご質問を頂きました。

【質問】
はじめまして、「おひとりさま自衛隊」がきっかけで予備自衛官補制度を知り、第2段階の最後(Iタイプ)までたどり着きました。
さて、話は大きく変わりますが学業のほう成績不振が祟りまして本年度を以て退学することとなってしまいました。
実際は興味が持てず内容についていけなくなり授業に出なくなった...と情けないことが理由なのですが。
その後の進路を考えるにあたり意識された点など、失礼かもしれませんが伺えればと思いました。


【回答】
いや~、私とそっくりな退学理由ですね~。
きっと、今後の人生はバラ色です。

私の場合、
高校2年までは大学に行く気なし
→しかし周囲は「行けるなら絶対に行け」と声をそろえる
→「大学ってそんなにいいものなのかなぁ。みんなが行きたがるんだからいいとこなのかもしれないなぁ。行けば分かるのかなぁ」と、とりあえず受験することに
→どうせなら都会の大学に行こう、と高3の一年間は付け焼刃の受験勉強をがんばる
→なんとか入学
→「やっべ、大学の授業がちんぷんかんぷんすぎる。付け焼刃の受験勉強じゃそりゃそうだよな」で、単位がまったく取れず
→ついていける授業は体育実技のみという状態になり、とりあえず体育実技だけはちゃんと出席する
→このままじゃ8年かかっても卒業できなさそうな成績表を突き付けられる
→ずるずる大学生やっててもしょうがないので、中退を決意
→娘が「大学辞める」と言い出して父親が泣く
→生まれて初めて見る父親の涙に「中退ってそんな犯罪レベルのことなのか」と慄きつつも、「元気でおったらそれでいいたい」というおばあちゃんの言葉に救われ、大学は辞めてもお天道様に恥ずかしくないように生きようと決意
→3回生の前期終了時に退学
という流れでした。

「目的もないのに大学行ったらこうなる」の見事な標本ですね。
高校生のみなさま、そして親御さん方、ぜひご参考にしてください。

大学を辞めてからは東京に引っ越し、放送作家を目指しました。
子供の頃から芸人やテレビに関わる仕事がしたくて、大学時代には「喜劇研究会」という落研のようなサークルで漫才やってたんですが(余談ですが、メイプル超合金のカズレーザーくんはサークルの後輩です。当時は「カズレーザー」じゃなく「レッド」って呼んでましたが。彼の活躍を我が事のように勝手に喜んでいます)、大学時代に出演したお笑いイベントで知り合った放送作家さんに相談して、お勉強させてもらっていました。

しかし、「放送作家」にもやがて行き詰まり……。
先輩作家さんたち、大天才ばかりで。
「私にできるのだろうか」と悩んでいると、ライターと兼業している先輩作家さんが「ライターもやってみない?」と声を掛けてくださり、最初は先輩作家さんのアシスタント的なお仕事から、そして徐々に個人でも雑誌や書籍でライターのお仕事を頂けるようになりました。
「文章を書く仕事がしたい」なんて生まれてこの方一度も思ったことはありませんでしたが、実際にやってみると、「あ、これ私に合ってる。私、文章書くの好きだわ」と気付き、地味に続けて今に至ります。

こんな流れに身を任せきって生きてきた私ですが、アドバイスするなら「やりたいことあるならやっちゃえばいいじゃん!」でしょうか。
その道で食っていけるのか、将来性はあるのか……など考え始めたらキリはありませんが、「やりたいことがある」ってそれだけですっごく大ラッキーなことだと思うんですよ。
「やりたいこと」ってなかなか見つかりにくいですから。
「これがやりたい」「これになりたい」ってのが実現すればそれは幸せなことですし、「これ」が実現できなくてもその過程で、ちょっと隣にある新たなものが見つかるかもしれません。
私の場合、「ライター」は「放送作家」のちょっと隣にある新たなものでした。

叶う、叶わない、上手くいく、いかないはどれだけ考えたって分かりっこないですし、私のように「大学辞めて東京行ったのに放送作家になれず」で終わる可能性もとっても大きいですが、そこで得られるものは必ず将来の役に立つと思います。
「役に立つ」というか、「役に立てようと思えばいくらでも立てられる」というか。
大学も中途半端で辞めてしまいましたが、当時の友人・人間関係は今も大きな財産です。
(お勉強はひとつも財産になってませんが。残念ながら)

そして、「やりたいことがない」場合。
だったら「やれることをなんかやってみる」といいんじゃないかなーと思います。

実は、20代のときに一度ライターから離れた時期があり(不安定なフリーじゃなくて、毎月決まったお給料欲しいなぁと欲が出ちゃいまして)、「なんかやれることないかなぁ」とWebデザインのお仕事に手を出したことがありました。
まあ、Webデザインやってるうちにコンテンツの文章も書くようになり、「ああやっぱライターのが向いてるな。私が世間様になにが提供できるかっつったらやっぱ文章なんだな」と思い至り、結局フリーのライターに戻ったんですけど。
このときも、「やれることをなんかやってみる」でWebデザインに行ったら、「ちょっと隣にある」ライターを再発見……ってことなのかもしれません。
中退当時の「放送作家になりたい」はどこへやら……です。
まあ、「できない」ってのもやってみないと分かりませんからね。

でも、Webデザインやってたときに得たものも、今につながっています。
一番はやっぱり「人」ですね。
Webデザインやってなきゃ出会えなかった方がたくさんいます。
あと、「やっぱライターだな」って再確認できたのも、一度道を逸れたからこそだと、振り返ってしみじみ思います。

さーて、この先はなにやるのかなー。
今はライター続ける気まんまんですが、先のことはサッパリ分かりません。
でも、どこでなにやることになっても、毎日楽しいんだろうなーとは確信しています。

そんな気負わなくてもいいですよ。
もちろん、真剣に考えることも大事ですが、人生、どこになにが転がってるか分かりませんから。
良いことも悪いことも。

真剣に考えすぎてじっと立ち止まってしまうくらいなら、「なんかやってみる」で「とりあえず」でも動いた方が、いろんな世界が開けてくるんじゃないかなーと思います。

もし、「なにやっていいのかサッパリ分からない」のなら……レッツ、自衛隊志願!!!
まあ、これは岡田さんに質問した代償のお約束ってことで……失礼しました。

でも、もし私が大学辞めるタイミングで「自衛官」という選択肢を知ってたら……受けたかったなぁ、とは今でも思います。
当時の私にとって「自衛隊」の存在は遠すぎてカケラも見えず、まずそんな選択肢があることすら気づけませんでしたから。
なんであのとき、地本の募集担当の方に出会えなかったんだろう。
うん、悪いのは私じゃなくて京都地本だ!きっとそうだ!
……まあ、受けても合格したか採用されたかは怪しいですけどね。

んーでもやっぱあのときは「放送作家やりたい」を選んだかなぁ。
「自衛隊で一任期やってから別の道へ」って手もあるしなぁ。
実際、任期満了で退職していろんなお仕事やってる元自衛官さんが周りにたくさんいるからなぁ。
……ってね、「過去にやれなかったこと」は後からいつまでもぐじぐじ考えちゃうもんです。
「興味があること」があれば、なんでもやっちゃいましょう!

「大学を辞める」となった今、おそらく周囲からは、やいのやいの言われてるんじゃないかと思います。
まあ、「中退」ですからね。
しょうがないっちゃあしょうがないんでしょうけど。

連日やいのやいの言われ過ぎると、「自分はダメ人間なのかも」とかいらんこと考えるようになっちゃいますが(人間てそんなもんです)、でも「やってたこと辞めて別のことやる」ってただそれだけですからね。
「うどん食べようとうどん屋さんに入ったけど辞めて蕎麦食べる」くらいのことですから。
たったそれくらいのことで「一度決めた道を云々」とか「そんなことで辞めるんならどうせなにやっても続かない」とか「お前なんかまともな人生送れるわけない」とかやいのやいの言うのってただただ「余計なお世話」ですから。
こっちから相談した人なら何を言われてもありがたく受け止められますが、頼んでもないのにいらんこと言う人なんて、どうせ言いっぱなしでその後のあなたの人生になんの責任も持たなきゃクソほどの役にも立ちませんから。

聞いてもねーのにいらんこと言ってくる人って、ただ八つ当たりしてるだけですからね。
きっと、その人もいろんなことで大変な思いをされてて、なにかを辞めたいのに辞められなかったりしてて、あなたのことが「楽しようとしてる」とかそんな感じに映ってしまって、八つ当たりしてるだけです。
「一見正しそうなこと」を言っとけば、八つ当たりってバレないからそれっぽい言葉をぶつけてるだけです。
たぶん、ご本人も「八つ当たり」だと気づいてないんでしょうけど。
いらんこと言う人がいたら、「ああ、この人も大変なんだな」とちょいと同情してあげときましょう。

ご両親が学費を出してくださっていたのなら、そのことは誠心誠意謝って、ご迷惑とご心配をお掛けしてしまうことにはちゃんと頭を下げて、それさえクリアできてればもう十分です。
「大学を辞める」は、きっといろいろと胸を痛めて、長い間苦しい思いをして出した結論だと思います。
もう、そんなしんどい思いからはパーっと解き放たれてくださいね。
これからは、毎日楽しく生きる、それだけです。
悩み苦しんだ分、すっげー楽しい日々が待ってますよ!


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プロフィール

okadamari

Author:okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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