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■イタリー その2

そして昨年の秋。
当時も私は京都に住んでいて、御池通をふらふら歩いてたら外人さんに呼び止められた。

「Can you speak English?」

アイキャンノットなので「無理っす」と手のひらを彼に向けてひらひらさせると、「ワタシ、日本語シャベレマス」と返ってきた。
どないやねん。

道でも聞かれんのかと立ち止まったら、彼が歩き続けるので私も歩みを進める。
自然と並んで歩く格好に。
話をきけばイタリア人で……ってなんだこのデジャヴ。
御池はヒマなイタリア人だらけか。
「Can you speak English?」の手口だらけか。
だらけって2人目だけど。

「ドコに行くのデスカ~?」
「家に帰ります……」
「お茶でもドウデスカ~?」
「帰りますんで……」

勝手にべらべらしゃべるのを聞くに、イタリア語教師をやってて、今日は珍しく仕事が早く終わったので街に出てきたらしい。
家にはワインとパソコンしかないらしい。

「カレシはいるのデスカ~?」
「……います」
「カレシはおシゴトは何デスカ?」
「海兵……あ、いや……サラリーマン」
「カレシは何歳デスカ~?」
「……30」
「オ~結構イってマスネ~」

てめえの目の前の女が32だバカ。
結構イってて悪かったな。

「ワタシの家でワインでもドウデスカ~?」
「……行きません」
「ドウシテ嫌ナンデスカ~?」
「……嫌です」
「家でワインを飲みながらパソコンでチャットをシマショウ~」

なんじゃそら。
なんで見ず知らずのイタリア人の家行って、わざわざ更に知らん人とチャットしなきゃなんだ。
つーか手を腰に回すな。

回された手を振りほどくと「カタイですね~」とほざきやがった。
そらガッチガチだよ。おめーが怖ぇんだよ。

その後10分ほど歩きながら「家に来い」「嫌だ」の生産性のない会話が続き、ああもうすぐ私の家だ……どうやって逃げよう……ああさっきの交番に入れば良かった……と思ってたら突然
「アナタは私のキモチが分かってナイ!!」
とキレでどっか行った。

なんでこっちがキレられなきゃなんだ。
初対面のてめえのキモチなんか分かるワケねーだろ。
つーか急にえらいキレるからこっちもうっかり「すいません」って言っちゃったじゃねーか。
なんで私が謝んだ。
あーなんかすげー負けた気分。
ちきしょう。


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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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