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■「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その2

「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ

アメリカの自衛隊
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-281.html

ジャパンミリタリー
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-282.html

自衛隊が使うべきは「大佐」か「1佐」か?!
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-283.html

「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その1
http://okadamari.blog112.fc2.com/blog-entry-290.html

の続きです。

「自衛」+「隊」
「どんな」+「なにか」

○「どんな」にあたる「自衛」を変えるべきかどうか
○「なにか」にあたる「隊」を変えるべきかどうか

シリーズ前回の「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズ最終章 その1は、このうち、
○「なにか」にあたる「隊」を変えるべきかどうか
のお話でした。

そして、岡田の結論は「軍でも隊でもどっちでもいい」という投げやりなものでした。
まあ、でもほんとどっちでもいいんですよ。心から。

では、今回は
○「どんな」にあたる「自衛」を変えるべきかどうか
について。

のでまず、「どんな」を考えるために、現在「自衛隊」と呼ばれている組織はそもそも「どんな」組織なのかを見ていきましょう。

自衛隊は「どんな」組織なのか。
「どんな」任務を持つ組織なのか。
これは、「自衛隊法」の第三条に定められています。

(自衛隊の任務)
第三条 自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。
2 自衛隊は、前項に規定するもののほか、同項の主たる任務の遂行に支障を生じない限度において、かつ、武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲において、次に掲げる活動であつて、別に法律で定めるところにより自衛隊が実施することとされるものを行うことを任務とする。
一 我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動
二 国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与その他の国際協力の推進を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動
3 陸上自衛隊は主として陸において、海上自衛隊は主として海において、航空自衛隊は主として空においてそれぞれ行動することを任務とする。



目が滑りますね~。
まあ、法律の文章というのはそんなもんです。

この自衛隊法第三条から、自衛隊は「どんな」組織なのか……を簡潔にまとめると

○日本の平和と独立を守る
○日本の安全を保つ
〇日本を防衛する
(必要に応じて「公共の秩序の維持」、「国際社会の平和、安全の維持」)

といった感じでしょうか。
では、「どんな」組織なのかが分かったところで、これを

「どんな」+「なにか」
(「自衛」+「隊」)

の「どんな」に当てはめると……。
なんか「自衛」って言葉はピンとこなくないですか?
きます?

いや、「自衛」で間違ってはないんですけど、「全体像」を「ひとつの単語で表す」となると……なんか違くね?
「守る(衛)」んだけども、「自らを」というより「日本を」とか「国を」ってほうがふさわしくね?
「自らが」ってのはわざわざ言わなくても当たり前ですし。

となると、ふさわしい単語は
「防衛」、「国防」、「護国」、「守備」
あたりかなぁと思います。

あ、「護国」は「国を守る」を意味する言葉として挙げたんですけどね。
でも、今の日本で「護国」っていったら神社かお寺のイメージだしなぁ。
ググったら「護国(もりくに)」って会社もありましたが。
でも「国を守る」で、「守国」「国守」「衛国」「国衛」って言葉はないんですよねぇ。
昔の制度名とか人名では存在するのもありますが、意味を持つ日本語としてはないので。
「国を守る」という意味の言葉だと「護国」しか存在しないなぁ、と。
んでも「ごこくぐん」って「きゃりーぱみゅぱみゅ」並みに言いにくいのが難点すぎる……これは私の滑舌の問題でしょうか。
「ごこくたい」はまだ言いやすいかな。

「守備」はそのまま「守り備える」です。
でも「守備軍」っていったら、それこそ「巨人軍の守備ですか?東京ドームの1回表ですか?」なイメージですし。
別に2回でも3回でも4回でもいいんですが。
あ、でも「守備隊」っていうと「菊池と梵、二遊間の鉄壁の守り」というイメージが……すみません、いい加減野球から離れます。
あ、今カープのショートは梵じゃなくて田中広輔なんですが持ってるユニが梵なもんで……いやほんとすみません。
やっと開幕して嬉しくて浮かれてますほんとすみません。

あと、
○日本の平和と独立を守る
○日本の安全を保つ
〇日本を防衛する
を読んでて、「盾」って言葉がすごく合うなぁとも思ったんですよ。

どうです、「盾」?
なんかイメージにピッタリじゃないですか?
まあ、名前としては使えないでしょうけど。
「盾」の意味の「イージス」が既に艦で使われてますしね。

……と、ぜひみなさんもいろいろ考えてみてください。

今ちょうど、友人ご夫婦んとこにもうすぐ生まれる赤ちゃんの名前を一緒に考えてるんですが、いやー名前ってほんと難しいですね。
・旦那さん(赤ちゃんのお父さん)の名前の漢字を一字使いたい
・この字もいいなと思ってる
・キラキラしてなくて一発で読める名前がいい
という友人ご夫婦の希望からあれこれ考えてるんですが……既に候補が100を超えてます。
「もう私たちじゃ決められない!一緒に考えて!」と言ってきた友人の気持ちに大納得です。

さて、前回から

「どんな」+「なにか」
(「自衛」+「隊」)

という方法で「自衛隊という名前を変えるべきかどうか」を見てきました。
が、別の方法もあります。

「どんな」+「なにか」
ではなく
「どこの」+「なにか」
です。
シンプルですね。

ただ、この
「どこの」+「なにか」
でシンプルに考えると、もうそれはそれはシンプルな
「日本」+「軍」
になるんですが。

ミリタリーな集団や組織に該当する日本語としては、「軍」のほかに
隊、団、兵、陣、群、勢
あたりもまあ当てはまらなくはないんですが、でも、「日本隊」や「日本団」じゃなんの組織か分かんないですもんね。
「日本兵」……これじゃ組織じゃなくて個人だ。
「日本陣」じゃ日本の陣地っぽいし。
「日本群」や「日本勢」だと日本人の群れみたいだし。

でもこれが「日本軍」だったら「ああ、日本の軍なのね」とすんなり分かるんですよね。

……と考えると、「ミリタリーな組織」をズバリ単体で表す語は「軍」しかないんだなぁという結論になります。
「旅」「師」は組織内の部隊でもう使っちゃってますから。
あ、「団」「群」も使ってるか。

なので、どうしても「軍」を使いたくないのであれば、

「どこの」+「なにか」
→「日本」+「軍」

ではなく、

「どんな」+「なにか」
→「自衛」+「隊」
→「防衛」+「隊」
→「国防」+「隊」
→「護国」+「隊」
→「守備」+「隊」

といった、「どんな」を考える必要があります。

そして、いろいろ考えた岡田さんの結論は、
「もうなんでもいいよ」←イマココ
です。

……と、結局今回も投げやりな結論になってしまいました。

さて、次回は「自衛隊という名前を軍に変えるべきかどうか」シリーズの総まとめです。
ええ、まだ続きますよ。
すみませんね。

でも、次で終わりにします。
(の予定)

シリーズ前回、「超個人的な感情としては現状の『自衛隊』って名前に愛着ありすぎ」と書きましたが、「愛着」とは別の部分でも「『自衛隊』という名前は変えないほうがいいんじゃないか」と思っていることがあります。

次回はそのあたりにも触れる予定です。


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プロフィール

okadamari

Author:okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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