■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■「新語・流行語大賞」は、「新語・流行語大賞」であって「流行語大賞」ではない。

2015年のユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。
http://singo.jiyu.co.jp/

「ユーキャン新語・流行語大賞」は年末の風物詩ですが、選ばれた言葉に対して「なんでこれ?こんなの全然流行してないじゃん」と批判が出るのもひっくるめて風物詩です。

で、この「こんなの全然流行してないじゃん」の批判。

私も以前は毎年「はぁ?全然聞いたことないのにこれが『流行語』なの?」と思ってました。
「勝手にうちらの『流行』なんて決めつけないでもらえませんか?」と。
でも、よーく見たらこれ、「流行語大賞」じゃないんですよね。
あくまでも「新語・流行語大賞」で。

なので、その年の世相を表す「新語」であれば、「流行」してなくても全然構わないんです。
なんだよだまされてたよ。
いや、だまされたんじゃなくて、勝手に見誤ってただけなんですけど。

まあでも世間じゃ「流行語大賞」って言われてるから、「あ、流行語大賞なんだ」って思っちゃうのもしょうがない……いや、完全言い訳ですけどね。
「安保法案だ」っつってんのに「私の周りじゃ戦争法案だって言ってるから戦争法案だもん!!」って人を笑えません。

話を戻します。

「ユーキャン新語・流行語大賞」は、公式サイトにも

この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。


と書いてあります。

ので、今年でいえば、大賞の「トリプルスリー」は「流行語」とはいえなくとも、今年を表した「新語」であるといえます。
野球ファンの間ではトリプルスリートリプルスリー結構言われてたので、局地的には「流行語」と言ってもいいと思いますが、まあでも世間一般ではそこまで流行ってないですしね。

私個人的には、野球ファン界隈での今年の「流行語」だったら、「トリプルスリー」よりも黒田選手の「男気」じゃねーの?と思うんですが……。
これは私がカープファンだからでしょうか。
ですね。

いやでもこれ、カープが優勝してたら「男気」だったかもしれないなぁ。
……悲しい「たられば」はやめときます。
来年またかんばろう。

でも、「3割(打率)、30本(ホームラン)、30盗塁」のトリプルスリーが、今年はセパ両リーグに出たという意味では、「トリプルスリー」が今年の世相を表す言葉として選ばれたのは、まあ妥当なんじゃないかと思います。
山田哲人選手のヤクルトが久々に優勝した年でもありますし。
柳田悠岐選手のソフトバンクはまあ優勝も珍しくないですが。
柳田、カープに来てくんないかなぁ。
来たら打席入るたんびにももクロ風の柳田コールやるのになぁ。
(野球ファンでない人のために解説しときますと、柳田選手はソフトバンクの選手でありながら、カープファンを公言しています。そしてももクロファンでもあり、打席に入るテーマ曲はももクロです)

そしてもうひとつの大賞、「爆買い」。
これも今年の「新語」としては妥当なんじゃないかと思います。
テレビで使われた言葉としては、「流行語」ともいえるんじゃないかと。
とか言いながら、テレビのチューナーが付いてるパソコン壊れちゃってテレビ見れなくなってるんでよく分かってないんですけど。

とはいえ、「爆買い」自体は私個人的にはあまり歓迎してません。
ちょくちょく銀座あたりにおでかけすることがあるんですけどね、真冬に北海道行くことになったんでこないだも防寒的な服のお買いものに行って来たんですけどね、もう「爆買い」さんたちが……混み過ぎ!!!
文化の違いがあるからしょうがないってのは頭では分かってるんですけど、銀座のさほど狭くない歩道なのに広がって歩くから「邪魔!!」ってなっちゃうし(日本人的な感覚で)、レジでもぺちゃくちゃしゃべっててさっさとお会計すればいいのに前に進まないし(日本人的な感覚で)、かと思えば割り込みとか平気でやるからいちいちムカっとするし(日本人的な感覚で)、陳列棚の狭いとこでも3人並んでおしゃべりに夢中で「ジェーイーシャ」って声掛けながら通ろうとしても一歩もどいてくれなくてゴンゴンぶつかって痛いし(日本人的な感覚で)、もう!!(日本人的な感覚で)

「爆買い」さんたちがいつも泊まってるホテルが近所にあるんですが、毎朝毎朝歩道をふさいでて(日本人的な感覚で)……いや、グチはこのくらいにしときます。
もうちょっと日本人的な感覚もご理解して頂けたら、お互い気持ち良く過ごせるんじゃないかなーと思うんですが、やっぱりそれは難しいんでしょうか。
……このくらいにしときます。
まあ、「爆買い」にはほど遠い消費行動しかしてない私が文句言えたことじゃないんですけど。

そして、大賞以外のトップテン入りの言葉。
安保法案関連の言葉がいくつか入ってて、個人的にはココにもちょいと思うとこはありつつ、まあ「今年の世相を表す言葉」としては妥当なんじゃないでしょうか。
「新語・流行語大賞」は数年後、数十年後に「あの頃はこんなだった」と当時を振り返るアイテムとしてもよく取り上げられますし、そうなると将来、これらの言葉を見た人たちが「ふえ~、2015年ってこうだったんだ~」と、未来から見た2015年のあれやこれやをいろ~~~~~んな意味で「理解」してくれるでしょうし。

余談ですが……こういう「昔のキーワード、昔の写真」ってほんと面白いと思うんですよ。
戦後からのアサヒグラフを集めてる知人がいるんですが、見せてもらうと「ふえ~、あの頃ってこうだったんだ~」ってほんと面白いんですよ。
いちばん「ふえ~」と思ったのが、70年代のある写真。
女性たちがプラカードを持ってデモ行進してる写真なんですが、プラカードには
「私たちは自衛隊のお嫁さんにはなりません!」
って書かれてて。
「なんじゃこりゃ?」と思って解説を読んだら、どうやら反自衛隊デモらしく。
にしても「私たちは自衛隊のお嫁さんにはなりません!」って……。
当時の結婚事情が今とは違うことを加味しても、写真を見るに誰もそんなこと頼まな(以下略

一方、2014年の新語・流行語大賞には「J婚」がノミネートされました。
「私は自衛隊のお嫁さんにはなりません!」かーらーの、「J婚」。
面白いなぁ。

……なので、安保法案関連の言葉も、今年トップテン入りしたということでちゃんと後世に伝えられるでしょうから、いい意味で「嬉しい」です。

トップテンには「五郎丸(ポーズ)」も選ばれました。
五郎丸さんの知名度が上がってきたころ、テレビでその名字の珍しさがわーわー騒がれてましたが(この頃はまだテレビチューナー付きパソコンが生きてました)、でも私は福岡県出身なので、「五郎丸」という名字を珍しがる世間にびっくりしました。

福岡では珍しくないんですよ。
五郎丸さんとか次郎丸さんとか三郎丸さんとか。
そこまでたくさんではないですが。

でも、改めて考えてみれば、本州で暮らすようになって早20年、関門海峡からこっちで「○郎丸さん」に会ったことないな~と。
なるほど、そりゃ珍しいや。

今回、「五郎丸(ポーズ)」という言葉が「新語・流行語大賞」に選ばれたことで、将来、過去の新語・流行語大賞を見た人が「五郎丸?ラグビーワールドカップ?へー」と「理解」してくれます。
「爆買い」しかり、「トリプルスリー」しかり、「アベ政治を許さない」しかり。
「言葉」から、2015年を振り返り、思い出し、そして若者には新たに知ってもらえます。

「ユーキャン新語・流行語大賞」、いろいろ批判されがちですが、「後世にちゃんと伝えられる」アイテムとして私は支持しています。

そして「ユーキャン新語・流行語大賞」以外にも、
「ガジェット通信ネット流行語大賞」
http://getnews.jp/archives/1278255
などなど面白いものは他にもあるので、こういうのもちゃんと後世に残るようになるといいな~と思います。
「ぱよぱよちーん」「クソコラグランプリ」あたりなんかは、現状だと後世の人たちが見たら「なにそれ?」で終わってしまいそうなので、もうちょっと深く掘り下げた記事とかがあると親切かな~と思いつつ……心配しなくてもネット上には残ってるのかな。

あ、例のアサヒグラフの写真、他にもいろいろあったので今度借りてきてこちらでもお見せしたいと思ってます……ってこれやったら著作権とか引っかかっちゃうのか。
えー、なにか考えます。

スポンサーサイト

■コメント

■ [ゆう]

こんばんは。初めまして。
今日、おひとりさま自衛隊を読み終わりました。
中3の受験生ですがバリバリ本読んでます笑

有川浩さんの作品で自衛隊が舞台のお話しは何冊も読んだのですが、岡田さんのお話しはストーリーというより、楽しんで勉強しながら、ふーんって言いながら、読み進められました。楽しい楽しいお勉強会をありがとうございました。

ホンマでっかtvで拝見させていただいて
(先に読むのを譲った友だちに「おひとりさま自衛隊 早く読んでー」といわれて岡田さんの名前だけ知っているとき)
あっ!ってなりました。

これからもお仕事頑張ってください‼
■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

プロフィール

okadamari

Author:okadamari

>>質問大募集!!







岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

ブログ内検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

もくじ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。