■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■【質問】空挺降下をする人は何人?

【質問】
はじめまして。
今日、下志津駐屯地へ行ってきましたが、そこに来ていらしていた第1空挺団の方に聞きました。
「訓練の際、うちの上空あたりで旋回しているので、よく訓練をしているの知っているのですが、落ちてくる人って何人いるのですか?」
※直接この言い回しで聞いたわけではありませんが、結構、連続してC‐1が飛んでるので単純計算でもかなりの人数になりますので、同じ人が何回も飛んだりするのですか?と言った問いに、「そういうこともあります。」的な答えがあったので。

この答えに、「にせん」と答えられました。「にせん」というと2千人ということだと思いますが、全く信じられずに言葉が出ませんでした。てっきり数十人、せいぜい百人レベルだと思っていたので、てっきりそこそこだと・・・。

ということで質問ですが、空挺団の方って「にせん」人もいるのでしょうか。
何か、国防に影響するのではないかと、管理者だけ許可するにしてみました。

今考えると、空挺団を経て資格?のある方が、これまで「にせん」人いるのかなと思いましたが・・・。

※その方、かなりカタイ感じだったので、よく上空を旋回していることに「ご迷惑をおかけしています。」と即答されてしまい、逆に軽はずみだったと後悔しています。

※※今、気づきましたが、「落ちてくる人」って極めて失礼でした。上記の質問より、こういう時どのように謝罪すればよいでしょうか。よろしくお願いします。


【回答】
「落ちてくる人」って言っちゃうの、めっちゃ気持ち分かります!
だって、パラシュートで「落ちて」来ますもんね。
落ちてくるんだもん。

私も以前、空挺隊員さんにそんな感じのことを言ってしまったことがあります。
ある陸自のイベントで。

「今日って降下展示やるんですか?天気は大丈夫そうですよね?」
「うん、このくらいの風だったら大丈夫だよ」
「良かった~。じゃあ、降下見れるんですね!」
「あ、今日の降下、○○(共通の知り合いの隊員さん)も展示やるよ」
「そうなんですか!○○さん、降ってくるんですね!」
「いや……『降ってくる』んじゃなくて『降りてる』んだけど……」
「あ、そうか。すみません……」

いやだって「降ってくる」し。
下から見てたら「降ってくる」し。

というわけで、「落ちてくる人」的に言っちゃう人はたくさんいます。
ので、そんなに気にせずに、「あ、しまった!」と思ったら「すみません!」って謝ればそれで大丈夫ですよ!

訓練について、「ご迷惑をお掛けしています」も、よくあることなので気にしなくてOKです!
というのも、自衛隊、すんげー苦情来るんですよ。
航空機の騒音など、本当に「ご迷惑をお掛けしている」ことも多々ありますのでそれに対する真っ当なクレームはもちろんですが、中には「あのヘリは私を監視してる!私は宇宙人に狙われてる!」というちょっとアレなクレーム(?)も……ほんとうにいろいろな苦情が来ます。

自衛隊としては、「国民の皆様が生活している中で訓練をさせて頂いております。ご迷惑をお掛けしています」なので、責める気はさらさらない会話の中で「ご迷惑をお掛けしています」が出てきても、そんなお気になさらないでください。

余談ですが、騒音のクレーム……これ、場所によると思うんですよねー。
元々あった住宅地に演習場なんかができて、急に騒音が……という場合は、もうほんとに「すみません!!!」で保障問題なりなんなり出てくるんでしょうけど、元々住宅もなにもない野っ原だったとこに演習場や駐屯地基地ができて、後々その周りが開発されて住宅地ができて……って場合は……ねぇ。
元々騒音ありきな場所にできた住宅は、価格もそれなりですし、安いには安い理由があるし、安さを享受するんだったらその理由も受け入れないと……あんま言ったら怒られそうなのでやめときます。

隊員さんからの「ご迷惑をお掛けしています」ですが、今後もし同様のことを言われちゃったら、「いえいえ、いつも私たちのために訓練をしてくれてありがとうございます」的なことを返すと、隊員さんは嬉しいと思いますよ。
(もちろん、そう考えているのであれば、ですが)

で、本題。
> 空挺団の方って「にせん」人もいるのでしょうか。
ですが……。

部隊の人数は、厳密にいえば国防上の「秘」です。
ので、私もそこんとこはっきりとはお答えしないでおきます。

ということで、ヒントを。
ウィキペディアの「第1空挺団 (陸上自衛隊)」の中に、部隊編成の記述があります。
このあたりは、フツーに公開されています。

部隊のリンクをたどると、隷下部隊も載っています。
1コ中隊がどのくらいの人数なのか……は、検索検索ぅ!
ざっと合計人数を計算すると……さて、どのくらいでしょう?

そして「資格」についても余談。
パラシュートで航空機から落ちてくる……じゃなくて「降下をする」ことができるのは、「基本降下課程」と呼ばれる訓練を修了している人のみです。
この「基本降下課程」を修了すると、左胸に「空挺徽章」というバッジを付けます。
ので、パラシュートで航空機から落ちてくる……じゃなくて「降下をする」ことができるのは、空挺徽章を付けている人=空挺降下の資格を持っている人だけです。
(自衛隊では、資格のことを「MOS(モス)」といいます)

空挺MOSを持っている人は、空挺団以外にもいます。
以前空挺団に所属をしていて別の部隊に移動になった人、そして空挺団に所属はしたことはないけど、空挺MOSを取得している人もいます。

ということは、「落ちてくる」人は、第1空挺団の所属隊員数よりも多いですよね?

さて、「にせん」はどの数字なのか……?!
お暇なときに計算してみてください!


スポンサーサイト

■コメント

■管理人のみ閲覧できます []

このコメントは管理人のみ閲覧できます

■ありがとうございました。 [しろ]

先日、質問したものです。ご回答ありがとうごさいました。
その後、船橋マリンフェスタに行った際に、空挺団の方々がブースを出していました。
そのとき、パンフもらったので見ていると空挺団の編成が載ってあり、このうちのどの部隊が?普通科かな?普通科って他の駐屯地も普通科あるし・・・と思って、どの部隊が落ちてくる・・・じゃなくて「空挺やってるんですか」と聞いてみたところ、「全部」と答えてくれました。
えっえ~っ!という感じでした。全然、後方支援とか通信とか施設とか特科に空挺のイメージがなかったのです。だから「にせん」なんだとやっと気づきました。
凄いです。どの部隊の方も強いんだなぁと、こんな強い軍団がこんなに身近にいてくれるのです。ものすごく心強いなと思ったのでした。

岡田様、いろいろと教えてくださりありがとうございました。
こちらは、P3Cもよく飛んでいますし他にも高射部隊も近くにいますし安心です。

■AIRBORNE [落下傘]

今更ですが…元AIRBORNEとしてはコメントせずにはいられません。

「降下」というよりは「JUMP」でいいです。あと人数ですが、C-130は64名、C-17は120名乗れます(C-1はわかりません。すいません)。米軍のMass-Tactical Jump(JFEX等)では6-12機のC-17が一気に空挺隊員を下ろします(一機につき120秒)。この光景は圧巻です。英語で「It's raining paratroopers (空挺隊員の雨が降っている)」と言いますがこれは全く同じ発音の「It's reigning paratroopers (空挺隊員が君臨する)」とかけてます。

空挺隊員になる事は非常に誇れる事だと思います
■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

プロフィール

okadamari

Author:okadamari

>>質問大募集!!







岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

ブログ内検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

もくじ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。