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■【質問】兵站から見る従軍慰安婦問題

今日は私から皆さまへの質問です。
たまにはこういう逆質問もいいですよね?
よろしくお願いします。

質問は、従軍慰安婦問題について。
今まで、こういう政治的、思想的な絡みのあるテーマについてはあまり書かないようにしていました。
なぜかというと、脳みそがバカタレだからです。
バカタレが難しいことを書くと世間のご迷惑にしかなりませんから。

岡田の脳みそがどのくらいバカタレなのかというと……あれは大学2回生の4月。
後輩の1回生が入学した直後で、先輩後輩一緒にわいわい話していたときのこと。
ある、Nさんという人の話題になりました。

Nさんは、私が1回生のときに4回生だった人です。
とても面白い人で、みんなNさんのことが大好きでした。
Nさんは3月に卒業しているので、当然1回生はNさんのことを知りません。
なので、1回生たちは「面白いNさん」に興味津津で、先輩たちが話すNさんエピソードを楽しそうに聞いていました。

と、ある先輩が「でも、Nさんって右翼なんやで」。

「え?Nさんって右翼なんですか?」
「うん。だってNさん、『南京大虐殺はなかった』って言ってるし」
「うわーマジ右翼じゃないっすか!!」
(一同大爆笑)

このとき、岡田さんは場の空気を読んで一緒に笑っていましたが、頭の中は「???」でした。
ので、隣にいた先輩にこそっと聞きました。
「すいません、ナンキンダイギャクサツってなんですか?」
「え?あの南京大虐殺だよ。教科書に載ってた南京大虐殺」

どうやら聞くのも恥ずかしいくらいの一般常識のようなので、とりあえず「ああ、なるほど」と答えておきました。

岡田さんは大学生にもなって「南京大虐殺」という単語を知りませんでした。
「ある」とか「ない」とか以前に、「南京大虐殺」という単語を知りませんでした。
だって社会の教科書なんてろくすっぽ開いたことないんですから。
国語と算数の二科目で中学受験をし、入学以来ひとつも勉強せずにエスカレーターで高校へ、そして高校3年になってやっとこさ受験勉強を始めるも、受験では数学・物理・英語しか使わずにいるとこんな大学生が出来上がるんです。
世のお若い皆さま方、どうぞ反面教師にしてください。

念のため、このNさん話で一同大爆笑してたのは1997年です。
今は南京大虐殺絡みのあれこれについて認識は随分変わりましたが、当時は「南京大虐殺はなかった」というと「右翼だ」と大爆笑が起きていました。

社会の教科書を開いたことのなかった私ですが、その後『日本の歴史』全26巻を頂いたり、実社会に出てからいろんなお勉強をする機会に恵まれ、大バカタレからバカタレにレベルアップできました。

さて、そんなバカタレが従軍慰安婦について語りますよ~。

あ、ここで言う「従軍慰安婦」は、「いわゆる」の従軍慰安婦です。
中国大陸や朝鮮半島などで、ある日いきなり日本軍がやってきて現地の若い女性を拉致し、無理やり閉じ込めて性奴隷にした……といわれる、「いわゆる」の従軍慰安婦です。

戦時中は、吉本興業の芸人さんたちが「わらわし隊」を結成して大陸にいる兵隊さんたちを訪問したり、歌手の方が日本の懐かしい歌をプレゼントしに行ったりと、さまざまな「慰安」が行われていましたが、ここでの「慰安」は上記の「いわゆる」の「従軍慰安婦」です。

従軍慰安婦については、さまざまな論争があります。
昨年は朝日新聞が過去の従軍慰安婦記事を取り消すといった騒動もありました。

私もこれまで、従軍慰安婦問題についてのいろんな意見を見聞きして、真実はどうだったのかと自分なりに考えてきましたが、自衛隊に関わるようになってから「いやいや拉致して閉じ込めとくのってありえなくね?」と思うようになりました。
「兵站的にありえなくね?」と。

兵站(へいたん)とは、ざっくりいえば、「軍の活動に必要なもの」のこと。
軍が活動するには、武器だけでなく、衣食住すべてを含んだあらゆるものを準備、輸送しなければなりません。

みなさんも、地元から上京して学生や社会人として新生活スタート!なんてことがあると思いますが、そのときには洋服やお鍋、布団なんかを持って行きますよね?
テレビだって冷蔵庫だって洗濯機だって、ちゃんと準備しないと生活できませんよね?
勉強や仕事に必要なものも揃えますよね?
簡単に言うと、それが「兵站」です。

本拠地から遠い場所での活動では、食糧なんかの「消えモノ」の調達が特に重要になってきます。
次から次から運びこまなきゃいけないので。
現代の都市部だったら、コンビニとかスーパーに行けば簡単に食糧は手に入りますが、昔の戦地ではそうは行きません。
兵站が絶たれ、戦闘そのものよりも食糧不足で兵士が倒れていった……という史実は、旧日本軍にも、戦国時代にも、そして外国軍にもたくさんあります。
兵站って、戦闘行動を展開する上で、とてもとても重要なものなんです。

で、ですよ。
この「兵站」を考えると、従軍慰安婦ってめちゃめちゃ邪魔だと思うんです。
拉致してきた女性たちを軍の内部に閉じ込めて生活させるってめちゃめちゃやっかいだと思うんです。
当然、女性たちにも食糧は必要ですし、衣服や寝る場所も必要です。
拉致された女性たちだったら当然逃げて家に帰りたいと思うでしょうし、そうなるとそれを防ぐ見張りなんかの手間も増えます。
兵隊さんたち用の兵站だけでも大変なのに、ましてやあの時代に。

さらに、移動の問題も出てきます。
戦地は移動しますし、そうなると女性たちも連れて大移動をしなければなりません。
隙あらば逃げて家に帰りたい女性たちを連れて行軍……いやいや、行軍ってめちゃめちゃ大変なんですよマジで。
それなのにそんな大手間……。

……という兵站を考えると。
たくさんの女性を拉致して閉じ込めて性奴隷にするんだったら、その場その場でレイプすればいいじゃんと思うんです。
いや、良くないですよ。
性奴隷もレイプも言語道断で絶対にあってはならないことです。
でも、兵站を考えると、女性たちを拉致して閉じ込めて性奴隷にするような極悪非道な人だったら、その場その場でレイプするという方法を選ぶと思うんです。

戦地でのレイプ、というのは、悲しいことに今も昔も世界中でゼロにはならない問題です。
そんな中、じゃあなんであの時代の日本軍がいた所に「慰安所」と呼ばれるものがあったか、しかも慰安所が兵站付属施設的に置かれていたのかと考えると……「本当に拉致して無理やり連れて来て閉じ込めてたの?」という疑問が沸くんです。
兵站面を考えると、極悪非道な人だったら拉致して連れて来て閉じ込めずに、その場その場でレイプするんじゃないかと。
いや、どちらも絶対にあってはならないことですよ。
何度も言いますが。

私は自衛隊に関わるようになって、「兵站」というものを知りました。
自衛隊には、野外炊事車や、冷蔵冷凍車、野外洗濯車、浄水セットなんてのがあります。
寝泊まりするためのテントや簡易ベッド、野外医療システムというコンテナもあります。
そのための輸送の手段があります。
大規模災害での災害派遣の際、テレビなんかで目にしたことがある方も多いと思いますが、自衛隊にはそういう兵站用の装備品があって、野外での活動を行っています。

そして、これだけの装備が備えられていても、めちゃめちゃ大変なんです。
移動しながらの野外の活動って。
自分たちの面倒をみるだけでも大変なのに、泣いて嫌がる女性たちを囲って置いとくなんて……できるかそんなこと??

兵站って、本当に重要で大変なことなんです。
あの当時の戦争の期間とは比べ物にならないくらいの、現代の短期間の演習でも、本当に大変なんです。

私は、その大変さを間近に見る機会が何度かありました。
そして「従軍慰安婦って兵站的にありえなくね?」と思うようになりました。

……と前置きが長くなりましたが、やっと質問です。


【質問】
兵站的にありえないと思う、いわゆる従軍慰安婦問題ですが、本当にありえないでしょうか?


いや、こんだけ長々と語って置いて今更な質問ですが。
何事も、それが正しいのかどうかを検証するには、反証も必須ですから。

私は、おっさん臭さを漂わせながらも女性ですので、男性の側から考える性犯罪というものが分かりません。
現代の日本でも、性犯罪はたくさんありますし、犯罪ではない性風俗サービスがたくさんあることも知っています。
が、やはり女性の視点・知識でしか考えることができません。

上記で、「拉致して連れて来て無理やり閉じ込めるよりも、その場その場でレイプすることを選ぶんじゃないか」と書きましたが、本当にそうなのか……?

現代の日本でも、レイプ事件がたくさん存在します。
そして、「女性を拉致して連れて来て閉じ込める」という犯罪もあります。
私の知る限りでは、「女性を拉致して連れて来て閉じ込める」という犯罪は、犯人の家などのひとつの場所が現場となった事案しか知らないのですが、「長期間に渡って、逃げたい女性をあちこち連れまわしながら監禁し続け、生存していた」という事案を知りません。
そんなことが可能なのかどうか……?

というわけで、どなたかご意見をお聞かせください。

元々従軍慰安婦はありえないと思っていた方の「兵站的にもありえない」というご意見でもいいですし、元々従軍慰安婦はありえないと思っていた方の「いやでも兵站的にはありえる」というご意見も嬉しいです。

あ、テーマは「兵站面から見る従軍慰安婦問題」のみでお願いします。
政治とか思想とか金銭とかの面からの論はとりあえずもうお腹いっぱいですので、「兵站面から」のみでお願いします。

質問しといてあれこれ注文つけてすみません。


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プロフィール

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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