■夏休みの宿題

「夏休みの宿題代行サービス」ってのがあるらしいですね。
読書感想文がいくらで工作がいくらで……とかの。

あ、今回も飲み屋話です。

で、こういう話題だと、やはり飲み屋さんでは「宿題は早めに片付けるタイプだったか、それとも8月31日に親に泣きつくタイプだったか」という話になるわけですが、そして酔っぱらいの話の飛び方として最終的には「好きなものは先に食べるか後にとっとくか」なんて話題にもなりがちなんですが、私は元々「宿題はちゃっちゃと片付けるタイプ」でした。

もう、できることなら夏休み最初の1週間ですべての宿題を終わらせてあとは遊びまくるぞ~! ってやりたいくらい。
なんですが、ウチの小学校だとそれはできませんでした。
宿題が小出しで。

確か、夏休みの出校日が7月31日と8月6日と8月21日の3回だったと記憶してるんですが(日曜日だったらその前後で)、出校日ごとに宿題が出るんです。
夏休みに入る前にひと束のプリントを渡され、それを7月31日に提出して、代わりにまた別のひと束が渡されて、今度はそれを8月6日に提出、というやり方で。

ので、「夏休み最初の1週間ですべての宿題を終わらせてあとは遊びまくる」という夢は叶いませんでした。

が、「ちゃっちゃと片付けられる」ものもありました。
漢字の練習。
小学校3年生のとき、例年通り夏休みに入る前にプリントひと束を渡されたんですが、それとは別に漢字の練習の宿題が出ました。
一学期に習った漢字を、毎日1ページずつ百字帳(1ページに百マスある漢字練習帳)に書く、というもの。
これなら、出校日関係なく、8月31日までの分をちゃっちゃと片付けられます。

そして迎えた小学校3年生の夏休み。
7月31日に提出するプリントひと束はいったん置いといて、ひたすら百字帳を埋めました。
8月31日までの42日分、42ページ。
夏休みに入って最初の2日で、この42ページを終わらせました。

どうです。素晴らしいでしょ、この小学生。
が、思わぬ敵が出現しました。
父親です。

私がせっせと埋めた百字帳を発見した父親、なにをするかと思えば消しゴムを手にゴシゴシと全ページを消し始めました。
「字が汚い」んだそうです。
大人になって振り返ると、42ページすべてをせっせと埋めた私よりも、それを全部ひたすらゴシゴシ消した父親の方がすげーな~と思います。

一方私はといえば、当然ギャン泣きしました。
2日間の苦労が水の泡です。
3日間くらい泣き暮らしたように思います。

こんな痛い思いをすれば、子供は教訓を得ます。
「これからはちゃんときれいな字を書こう」と、殊勝な決心をするはずもなく、「これからは宿題は提出日前ギリギリにやろう」と。

子供でも分かりますからね。
「これは提出日まで余裕があったから消されたんだ。これが8月31日だったらさすがに父親も消さなかったはずだ」と。

この素晴らしい教訓を得た私は、その後はどんなことも〆切ギリギリにやるようになりました。
今も、原稿は〆切直前にしか手を付けません。
まあ、原稿は直前になって依頼内容に変更があったりしますからね。
早めに3ページくらい書いてたのに急な変更を言われて「3ページ水の泡じゃん!!」ってことが。
稀に、ですが。

そして今はパソコンというとても素晴らしいものがあるので、「字が汚い」と消されることもありません。
ああパソコンって素晴らしい!!

あ、でも字は今もすげー汚いです。
取材メモは人に見せられません。
書道三段まで行ったんだけどなぁ~おかしいなぁ~。


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プロフィール

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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