■富士教導団

久々にMAMORのお知らせ。
いや、ずっと書いてなかったわけではないんですが、こちらでお知らせするのを忘れてました。
ちょこまかやってます。
ちょっと前には、海上自衛隊の横須賀教育隊に女性自衛官候補生の取材に行って癒されてきました。
いやーもうほんとかわいくて礼儀正しくて。
私がなにか質問すると「はい!」と元気よく背筋を伸ばしてはきはき答えてくれてああもうおばちゃん目じり下がりっぱなしだよ。

で、本題。
かわいい女の子とは正反対の、おっとこまえ精強部隊のご紹介です。

陸上自衛隊・富士教導団。
部隊には「世界に冠たる富士教導団」というスローガンがあります。
自衛隊のイチ部隊なのに「世界に」とは少々大袈裟に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、部隊を知れば知るほどほんとに「世界に冠たる」なんです。

このコラムでも書きましたが、毎年夏に「富士総合火力演習」が行われています。
陸上自衛隊の公開演習では最大の富士総合火力演習、略して「総火演」。
この演習を展示しているのが、富士教導団なんです。

富士教導団はそもそも、幹部教育で「生ける教科書」として作戦行動を展開する、訓練支援部隊。
幹部自衛官が部隊を指揮する訓練をやるときに、そのプレイヤーとして行動します。

今から数十年前、幹部教育の中で、これから小隊長、中隊長となる若い幹部のために、「部隊行動というのはこういうものなんだよ」というものを見せるため、富士教導団の演習展示が始まりました。
そしてそのうち「これは素晴らしすぎるから国民にも公開しよう」ということになり、現在の総火演ができました。
総火演は元々、幹部教育のための、自衛官のための展示演習だったんです。

今では総火演は、国民に自衛隊の実力を知ってもらうだけでなく、国外に自衛隊の実力を知らしめる「抑止力」としての意味を持つようになりました。
「自衛隊、こんな実力持ってんだ。やべえ。戦争しかけらんねえ」と思ってもらえるほどの、すごい作戦行動を展開する部隊、それが富士教導団なんです。
マジで「世界に冠たる」です。

……と詳しくは、MAMOR1月号(11月21日発売)のミリタリー・レポートをご覧ください。

雨続きでなかなか辛い4日間の東富士演習場取材でしたが(訓練してる隊員さんに比べたら辛いとか言ってる場合じゃないですが)、最終日にやっと晴れてくれました。
雲が晴れると、富士山をバックにたなびく日の丸という「ザ・ニッポン!」な風景が見れました。
この光景だけで、「ああ取材来て良かった」と思えました。
(この富士山バック日の丸の写真もレポート中にあるのでお楽しみに)


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■コメント

■Re:富士教導団 [金は紅]

取材お疲れ様でした。
質問の採用、お礼遅れましたがありがとうございます。
総火演、一度じかに見てみたいですが…。

ビデオや写真を見る度に思い浮かぶ疑問なんですが、総火演や観艦式の何回分の弾薬や燃料が、各部隊・艦艇に実際に備蓄してるんでしょうか…?
日夜訓練に励んでおられる各隊員の皆さんの士気や実力は信頼しているのですが、万万が一の事が起こった時、今の装備や規模で『本当に、絶対に』穴がないのか不安に駆られる昨今です。
慢性的に予算・定員・装備の「足りないづくし」に手足を縛られた自衛隊で、法律の不備で頭まで抑えておきながらいざの時は「後はよろしく…」となりかねないのが今の政府だったりするんで…。
70年前のガダルカナルや硫黄島が、近未来の日本になったら悪夢そのものです。
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プロフィール

okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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