■2011年07月

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■我が家のたからもの ~蔵書編

一人暮らしを始めたのは18歳の春。
以来、8回お引っ越しをしました。
一番かさばるのは本なので、たんび心を鬼にして捨てる本、残す本をよりわけました。
その8回の選抜をくぐり抜け、今なお本棚に並ぶ蔵書たち。


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捨てられない第一位、吉村昭。
これはもう捨てられません。
私の文章の師です。
「え? 吉村昭が師でこの文章?」とよく言われますが。
いいじゃん別に。
「吉村昭読んだことないんだけど、なにがおすすめ?」と聞かれたら、必ず『海の史劇』と答えます。
日露戦争は『坂の上の雲』より『海の史劇』派です。
(まあ、別モノっちゃあ別モノですが)
つーか、あれ? 本棚に『海の史劇』がない……。
誰かに貸したっぱか?
つーか「貸したっぱ」って方言か局地的なスラングか?
「貸したまま」「貸しっぱなし」という意味なんですが、そういや最近周りで聞いてないな……。


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『日本の歴史』全26巻(+別巻図録5)。
初版は昭和40年。
なんでこんな古い本を持ってるのかというと、頂き物だからです。
京都にいたころ、飲み屋さんである方とお友達になってもらいました。
昭和2年生まれのジェントルマン。私のちょうど50歳上。
舞鶴工廠で回天の工場で働いたこととか(10代のころだったので、回天には直接関わらなかったそうですが)、徴兵されて受けた訓練のこととか、京都にGHQが来たこととか、清水寺にヒットラーユーゲントが来てこの方のおばあさんが見に行って「男前やったわあ」と言ってたこととか、いろんなお話を聞かせてもらいました。
毎週水曜日がこの方との待ち合わせの日で。
私は日本史がパッパラパーで(というかお勉強自体がパッパラパーなんですが)、幕末とか明治とか昭和とかの本で読んだ知識しかなく、この方が日本史の先生でした。
で、「日本史を勉強したいなら、ええ本をあげるわ」と。
重いのに、毎週ちょっとずつ持ってきてくれて。
飲み屋の女将さんに「いやあ~その本、私が欲しい思ってたんえ~!真理ちゃんええなあ~!大事にしいや~」と羨ましがられながら。
「歴史の本は、編纂する人によって大きく違う。あなたはこの本がええと思う」と、その方が大事にしていた本を全巻くれました。
読むのが遅いので、ちょっとずつしか読み進められませんが、本当に分かりやすくておもしろい本です。
「教科書もこんくらい面白かったらちったあ読んだのに」と思うくらい。
まあ、教科書には限界があるんでしょうけど。
家が火事になったら真っ先に持ち出す物ナンバーワンはこの本です。
でも重くてたくさんなので全部持ち出せる自信がありません。
なので、絶対に火事を起こさないように気を付けています。


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『行け!稲中卓球部』。
高校時代から集めた、言わずもがなの稲中。
捨てられません。
有名な本なので、もし捨ててもまた手に入れる術はあるのに、捨てられません。
今でも何度も読み返します。


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おおひなたごう。
これも捨てられません。
読み返します。
本の隅から隅まで、ページいっぱいに詰められた「読者を楽しませよう!」感に脱帽です。
どうやったらこんな脳みそを持てるんだろう。
すごいなあ。


205.jpg

中崎タツヤ。
これは高校時代からか。中学時代からか。
これも絶対捨てられません。
寝入りのお伴。


しかし自分の本棚を改めて眺めてみると……マンガばっかだなぁ。
「捨てられない」「残す」という選択だと、こうなるのか。


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プロフィール

okadamari

Author:okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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