■2011年02月

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■ビバ!旧仮名遣い その3

言葉というものは時代とともに変化していくものだと思います。
「新しい」という言葉も、本来は「あらたしい」だったものが変化して「あたらしい」になったわけで、「新」に「あたら」なんて読みはないわけで、それでも時代を追うごとに「あたらしい」という言葉が市民権を得、ついには「あたらしい」が正式な読みとなったわけで。
言葉というものは、その時代時代によって使いやすいように自然に変化していくものだと思います。

しかし、現代仮名遣いはそうではありません。
人々の間で自然に変化した言葉ではなく、無理やりなされた改定です。
国語をもっと学びやすいように、との方針だったようですが、残念ながら結果は国語を「正しく」学ぼうとする邪魔にしかなってません。
「ややこしいから『ぢ』は使わずに基本『じ』で、『づ』は使わずに『ず』で」とおかしな統一をした結果、余計にややこしくなってしまってます。

というわけで、私は「ビバ!旧仮名遣い」を心情に今後も生きていく所存でございます。
……と宣言したところで、実際に旧仮名遣いを使う場はありませんが。
伝わらないし。
伝えるためのアイテムである言葉を伝わらない方法で書いたんじゃ書くだけムダだし。
まあ、そもそも正しく書けないですし。
こんだけ豪語しといて。
そんなもんです。すいません。

しかし言葉というのは、柔軟性があっておもしろいな~とつくづく思います。つくずく思います。どっちだ?? ほーら現代仮名遣いのバカ。
(正解:つくづく)

前述の「新しい:あらたしい→あたらしい」もそうですが、「さざんか」も元は「さんざか」でした。
漢字で書くと「山茶花」。

こういう自然発生的に生まれる変化は今後も起こるでしょうし、ひょっとしたら「雰囲気」も「ふいんき」が正しい読みとされる時代が後々やってくるかもしれません。
平成23年現在では「雰囲気」を「ふいんき」と読むとアホ扱いされますが。
でもおそらく「新しい」を「あたらしい」と読んでいたフロンティアのみなさんにもアホ扱いされていた時代があったのではと想像します。
まあ私は平成23年現在の大の大人なので「雰囲気」を「ふいんき」とするのにかなりの抵抗がありますが。

後々に「正しい国語」とされることはないと思いますが、自然発生的な言葉の変化という意味では、絵文字もおもしろい現象だと思います。
味気ない電子テキストでもニュアンスを伝えたい、言葉だけでは伝わらないニュアンスを伝えたい、というところから生まれた (^_^) のような記号の集合体から始まった絵文字。
今ではもう感動すら覚えるような絵がテキストで描かれています。

今では手書きのメッセージにも (^o^)/ のような絵が添えられるというような本末転倒っぷりまで見受けられるようになりましたが、手書きだから普通に絵を描けばいいのにあえて電子テキスト用の絵文字を添える、というところに絵文字の市民権獲得さ加減を感じます。

にしこり
というたった4文字で松井秀喜を表現することを考えた人は本当に天才だと思います。
こんな隠れた天才が日本にはたくさんいるんだなぁ。すごいなぁ。
(なぜ「にしこり」が松井秀喜を表現するのか分からない人は「にしこり」をしばらく見つめてみてください。ナゾが解けると思います)

ギャル文字も「自然発生的な言葉の変化」に含まれるかもしれません。
ォ八∋,ヒマナ=”∋。ぁξぼ
とか。
私はギャル文字を全く使わないので、適当にコピペした「ォ八∋,ヒマナ=”∋。ぁξぼ」を判読するのにかなり時間がかかりましたが。
そしてかなり時間がかかっても「分かった!」と思ったときはすごく嬉しかったですが。

ギャル文字に関してはかなり頭がよろしくない印象を受けるので
ォ八∋,ヒマナ=”∋。ぁξぼ
のような表記を見ると個人的にはあんまりいい感じはしないのですが、でも今こうやって使っているひらがなも平安時代のギャル文字だったとも言えるワケで。
今のギャル文字のように、平安貴族の間で「程度が低い」とバカにされてたひらがなもやがて正式な日本語として定着したワケで。
だから私たちはこうやってひらがなを便利に使えてるワケで。
だから同じように未来の日本人が正式な日本語として「ォ八∋,ヒマナ=”∋。ぁξぼ」と書く日が来ないとも限らないワケで。
ねえか。つーかねえ。
まあでもギャル文字だろうが絵文字だろうが、使う「場」をわきまえるというのは大事だと思います。

私もこうやって「現代仮名遣いなんて糞喰らえ!! ビバ!旧仮名遣い!」なんて言っておきながら、国語としては正しくない、接続詞としての「なので」「ので」「で」という言葉をこのブログや自著で多用していますが、さすがにビジネス上の文章には使いません。
本当は「よって」なり「だから」なりの言葉を使うべきなんでしょうけど、「なので」「ので」「で」の方がニュアンスとして伝わりやすいと思っているワケです。
こういうしゃべり口調のぐだぐだブログでは。
↑の「ワケ」をカタカナで書いてみたりというのも同様で。
まあ好みだと思いますけど。

あ、でも書き手のひとりよがりで、読み手には全く好まれてないという可能性も……。
えーと、失礼致しました。


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岡田真理・著
(文藝春秋社)


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―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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