■【質問】 なんで大学辞めたの?

■【質問】 なんで大学辞めたの?

先週大募集をしたところ、予想以上にたくさんの質問を頂きました。
ありがとうございます。
ほっとしてます。

逐次回答していく予定ですが、なにぶん週1更新なもので、かなーーーーり遅くなると思います。
気長にお待ちいただければと思います。
すみません。。。。

で、偶然お二方から同じ内容の質問を頂いたので今回はその回答を。


【質問】
同志社大工学部って、そこそこデキる人じゃないと入れない学校ですが、
やめようと思った決定的なできごとは?(公表できる範囲で結構ですが…。)

【質問】
天下の同志社を中退なさってから、どういった生活をお送りになっていたのでしょうか?
ってか何回生の時にリタイア?
もったいない。もったいなすぎる。

【回答】
3回生の前期で中退しました。
ほんと、もったいないと自分でも思います。


「なんで大学辞めたの?」と、よく言われます。
辞めるときにも、周りに大反対されました。
そりゃそうですよね。

私も、できることなら卒業したかったです。
いくらハタチのパッパラ女でも、「大卒」か「大学中退」かじゃ、その後の人生全然違うんだろうな~というのは分かってたので。
「大卒」で便利なことはなにかとあっても、その肩書きが邪魔になることはほとんどないということは分かってたので。

なのに、なんで辞めたのか。

お勉強ができなかったからです。
もう、残念なことに。
卒業できる頭がなくて、辞めるしかなかったんです。

「大学は入るのが難しくても、出るのはそんなに難しいことじゃないだろう」とおっしゃる方が多いんですが、それができない人間もいるんですよ。
単位が取れなさ過ぎて、1回生が終わった時点でもう5回生が決定してて、2回生が終わった時点でもう6回生が……というありさまで。
こりゃ、8年かかっても卒業は無理だ、と。

入学して最初の授業でもうちんぷんかんぷんでしたからねぇ。
まぐれで受かるとこうなるんだな。
同級生は「京大阪大落ちてしかたなく来た」とかの人ばっかりだったし……そりゃついてけるわけないよな。

私は工学部のエネルギー機械工学科というところにいたんですが、当時の同級生たちは今みんな立派に働いていて、日本のテクノロジーを支えてくれています。
未来の日本技術を背負っています。
みなさん、どうぞよろしくお願いします。

さて、学問を修められなかった大学時代でしたが、人にはとても恵まれました。
同期や先輩後輩、サークル関係でできた他大学の友人、バイト先の人生の先輩たち……。
大学時代も、そして今も、彼らのおかげでとても豊かな人生となりました。
おそらく、今後の人生も。

大学時代、彼らに脳みそをぐわんぐわん揺さぶってもらったおかげで、今の私があります。
卒業できずにドブに捨てた形となった学費ですが、彼らに会えたというだけで決して無価値ではなかったと思っています。
(まあ、学費を払ったのは親なので価値を計るのは私じゃないかもしれませんが……。お父さんお母さんごめんなさい)

余談ですが、大学の2コ先輩にレイザーラモンHGさんがいます。
当時「ギブアップ住谷」のリングネームで活躍してたHGさんですが、私はHGさんの大ファンでよく学生プロレスを見に行ってました。
マジ、超かっこよくて。
HGさんも私の所属していたサークル活動を覗きに来てくれてたりして、何度かお話させてもらいました。
HGさんの卒業式で、一緒に撮ってもらった写真は今でも宝物です。

あと、1コ先輩にサッカーの宮本恒靖さんがいます。
……ですが、それを知ったのは日韓ワールドカップのときでした。
一緒にテレビ見てた大学の友達が「この人、図書館で勉強してはったとき人だかりできてたよな~」って言ってて。
私が「???」ってなってたら、「なんで知らへんの?! めっちゃ有名人やったで?!」とびっくりされました。
いや~、マジ知らんかった。

さて、大学を辞めてからですが、放送作家の道に入りました。
CSの番組や、地上波の深夜番組を何本か担当しました。
そんな中、先輩放送作家さんから「雑誌でもやってみない?」と誘ってもらい、ライターとしてのお仕事を頂くようになりました。
担当していたのは、週刊誌や女性誌、グルメ雑誌、旅雑誌、結婚情報誌、新聞系など。

文章を書いてくうちに、「私は番組の企画を考えたりするより、文章を書く方が向いてるな~」と思うようになりました。
放送作家さんたちの頭脳、ほんとすごいですから。
「私じゃ勝てないなこりゃ」とも思い始めてて。
放送作家としてのお仕事でも、企画考えるより、ナレーション原稿書いてる方が楽しかったですし。

で、放送作家の道は諦め、ライターとなりました。
フリーの期間あり、会社員としての期間あり。
……と日々を送ってたところ、友人と家で酔っぱらい、勢いで予備自衛官補の資料請求をしてしまうわけです。
(このあたり、詳しくは『いざ志願!おひとりさま自衛隊』をご覧ください)

初めて足を踏み入れた自衛隊。
ショックの連続でした。

あのね、自衛隊ってすごいんだよ。
自衛官ってかっこいんだよ。
マジで超マジで。

これを言いたいがために、mixiでつらつら日記を書き始めました。

予備自衛官補の教育訓練を修了し、書き溜めた文章を読み直してみたら「あれ? これちょっとおもしろくね?」と思ったので、MAMORに持ち込みました。
その原稿を元に、MAMORで『ヨビジホになってみた。』を連載。
その後、『いざ志願!おひとりさま自衛隊』として書籍化。

おかげさまで自衛隊取材のお仕事を頂くようになり、全国の駐屯地基地を飛び回る生活が始まりました。

……で、今に至ります。

現在のお仕事は、自衛隊系のみです。
別に自衛隊系じゃないとイヤとかそんなんじゃないんですが。
以前のような、他のお仕事もしたいんですが。
でも、なぜか自衛隊系からしかお仕事が来ないんです。
他じゃもう需要ないんかなぁ。
関係者さん、もしなにかありましたらお声掛けください。

中退してしまった大学ですが、今んとこは大卒だろうが中退だろうがなんだろうが学歴の関係ないお仕事なので、特に困ってることはありません。
ま、でも、もし今「学校辞めようかどうしようか」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、卒業はしておくことをお勧めします。
ちょいと無理すれば卒業できる状態なら。
中退しちゃうと、「なんでおめーみたいなバカが大卒なのに私が中退なんだよ!!」と飲み屋で人に絡む私のような見苦しい中年になる可能性があるので。
普段は「中退」を気にしてないつもりなんですが、やっぱりどっかコンプレックスがあるようです。
ビーマイベイベー。


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プロフィール

okadamari

Author:okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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