■ボランティア

■ボランティア

知人より、沖縄での遺骨収集のお誘いをもらいました。
「ボランティアで参加できますよ」とのこと。

てっきり、そういうのは戦友会とかの限られた人しか無理なもんだと思ってたんですが、誰でもウェルカムで特に若い人は大歓迎とのこと。
そうだよなぁ。
体力仕事だもんなぁ。

で、早速資料を送ってもらいました。
んで見てみると……。

参加費:60000円

……おおおおおおぅ。

さらに、集合が那覇空港なので飛行機代を入れると約9万円。

4泊5日の期間の宿泊費、食費、移動費、傷害保険などなど、内訳を見てみれば6万という金額はもちろん納得なんですが、こりゃ若い人は難しいだろうなぁ。
平日を含んだ5日間ですが、2月だから参加したい大学生とかいそうだけど……。
大学生に9万は酷過ぎるだろうなぁ。
まず9万貯めるためにバイトして、そして参加……と思っても、かなりの長期スケジュール。
ただでさえ学費や生活費のためにバイトしてる学生も多いし、そうなると9万作るのは至難の業。

学校を卒業した同世代の社会人も、みんなローンやら子供やらでカツカツだし、んで仕事休んでの参加はもっと難しいだろうし。

若い人が求められるボランティアなんだけど、ほんと難しいだろうなぁ。
ほとんどの若い人は、遺骨収集はなんのためにやってるのか、そしてそれがどんなに大事なことなのかは重々分かってるんだけど。

で、私ですが、やはり9万はかなーーーーり悩みどころです。
ふと気付くと、これから2月、3月までに入るギャラと銀行残高とにらめっこしてます。
ぜひぜひ参加したいんだけど、ボランティアやって家賃滞納しましたじゃ大家さんも「おいおい」だよなぁ。

とはいえ。

東日本大震災。

当時、10万人以上の自衛官が災害派遣に向かいました。
この人数は、陸海空自衛官の約半数。
残りの半数の方々は、被災地のことを気に掛けながら、被災地に向かっている仲間たちを応援しながら、通常の国防業務や各駐屯地・基地での災害派遣の後方支援を担当していました。
もちろん、PKOなどの国際協力活動も継続中。
春からは新たに入隊した新人自衛官を教育する部隊もフル活動。

被災地に向かった自衛官も、向かわなかった自衛官も、みんな必死にがんばっていました。
派遣されなかった方々も、あの時期は本当に自衛隊全体で必死にお仕事をしていました。

で、迎えたゴールデンウィーク。
休暇を取ることができた自衛官たちが、続々と被災地に向かいました。
自衛官としてでなく、ボランティアとして。

もちろん、全員ではありません。
というか、私の個人的な気持ちは「いいから休んで! 震災からずっと働きっぱなしだったんだからちょっとは休んで! あんたら倒れたら日本どうなんの?!」なので、ボランティアに行かなくて充分なのですが、体力、スケジュールに余裕ができた自衛官たちが次々と被災地に向かいました。

このことはあまりメディアなどでは取り上げられませんでしたが、そして自衛官は自己主張するのがあまり得意ではないのでほとんど知られていませんが、でも私は声を大にして言い触らします。
ボランティアでまで行ってたんです。彼らは。

当然、ボランティアなので費用も自己負担です。
彼らのことを考えると、9万ぽっちであれこれうだうだ言ってる自分はなんて恥ずかしい人間なんだろうと……。

が、手元にない9万。

サンタさん、9万ください。
……あ、じゃなくて、9万のお仕事ください。


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プロフィール

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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