■女子高生にも分かる国防
■女子高生にも分かる国防
「日本唯一の機甲師団」シリーズの途中ですが、番組出演のお知らせ。
久々にチャンネル桜さんにお呼ばれしてきました。
【防人の道NEXT】女子高生にも分かる国防のしくみ-岡田真理氏に聞く[桜H28/6/15]
私が、陸上自衛隊の予備自衛官補に志願したのは、2005年。
それまで、自衛隊のことなんて1秒も考えたことがなく、「自衛隊?なんだそれ食えんのか旨いのか?」なパッパラ女だったんですが(パッパラは今もですが)、酔っぱらった勢いで自衛隊なんてものに足を踏み入れてしまいました。
そして初めて、自衛隊という組織、自衛官という人たちを知りました。
自衛隊という組織があるから、日本が平和であるということも。
それまでがいくらパッパラ女だったとはいえ、警察や消防のお仕事は知っていました。
おまわりさんや消防さんがいるから、私たちは安全に暮らせているんだな~と。
でも、自衛隊のことは考えたことがありませんでした。
同時に、私が自衛隊のことを知らなかったのは、「私がパッパラ女だったから」というだけでもないよな、とも思いました。
知ろうとしない私にも問題はあったけど、あまりにも「知らされていない」なーと。
「じゃあ私が知らせよう」。
ラッキーなことに、私はライターというお仕事をしていました。
そこで、「自衛隊を知ってもらう」文章を書くようになり、「いざ志願!おひとりさま自衛隊」を出版しました。
……と、「自衛隊を知ってもらう」活動をしていると、東日本大震災が起きました。
自衛隊は大規模災害派遣を行い、たくさんの人たちに「自衛隊」が知られました。
国民の自衛隊への視線は、それまでと大きく変わりました。
「ああ、私のやるべきことはなくなったな」。
当時、私はそう感じていました。
「自衛隊を知ってもらおう」といろんな活動をしていましたが、もう私がやらなくてもたくさんの人たちが自衛隊を知ってくれたので。
私がやる必要はないな、と思いました。
でも、次第に「んん?」と感じるようになりました。
「自衛隊のことは知られたけど、いまいち伝わってなくね?」と。
そして、気付きました。
ああ、知られるようになったのは「災害派遣の自衛隊」だけなんだ、と。
自衛隊の本来任務である「国防」はまだまだ知られていないんだ、と。
そこんとこが一番大事なのに。
以降、私は「自衛隊を知ってもらう」だけではなく、「国防を知ってもらう」活動をしようと考えるようになりました。
しかし、国防は言葉も仕組みも難しく、取っつきにくいものです。
易しく、分かりやすく伝えなければなりません。
どうすれば、易しく、分かりやすく伝えられるのか……。
で、思い出したのが、以前のパッパラだった自分自身です。
中でも、人生で最もパッパラだった女子高生時代の自分自身です。
「よし、当時の私に分かるように国防を伝えよう」。
そして今、私は「女子高生にも分かる国防」をモットーに文章を書いています。
もちろん、ひとことで「女子高生」といっても千差万別です。
とっても賢い子もいれば、正反対の子もいます。
自衛隊に興味がある子もいれば、まったく興味のない子もいます。
私がターゲットにしているのは、「どうしようもなくパッパラだった女子高生時代の自分」です。
なので、実際に女子高生が私の文章を読んで「いや、こんなに一から十まで言われなくてもそれくらい知ってるし。バカにすんな!」と感じることもあると思います。
……すみません。
自分が超絶バカ女子高生だったもので……。
でも、おかげでたくさんの方が「分かりやすい」「初めて知ることができた」と言ってくださるようになりました。
「分かりやすく伝える」ことを評価してくださって、いろんなお仕事にも関われるようになりました。
手前ミソですが、今、私は「自衛隊や国防を分かりやすく伝える」ことに関してはナンバーワンだと思っています。
自衛隊や国防を専門とする作家さん、ライターさん、ジャーナリストさんはたくさんいらっしゃいますが、「分かりやすく伝える」という点ではナンバーワンだと思っています。
というのも、過去のパッパラ度は私がナンバーワンだと思うので。
「なにが分からないかが分からない」の経験は、私がナンバーワンだと思うので。
そりゃ、「分かりやすく伝える」のも私がナンバーワンでしょ?と。
とはいえ、まだまだ試行錯誤です。
どう伝えたらいいか、どんなことを掘り下げればいいか、まだまだ迷いながらです。
これからもいろんなやり方で挑戦していきますので、どうか長い目で見守ってくださると嬉しいです。
よろしくお願いします!
久々にチャンネル桜さんにお呼ばれしてきました。
【防人の道NEXT】女子高生にも分かる国防のしくみ-岡田真理氏に聞く[桜H28/6/15]
私が、陸上自衛隊の予備自衛官補に志願したのは、2005年。
それまで、自衛隊のことなんて1秒も考えたことがなく、「自衛隊?なんだそれ食えんのか旨いのか?」なパッパラ女だったんですが(パッパラは今もですが)、酔っぱらった勢いで自衛隊なんてものに足を踏み入れてしまいました。
そして初めて、自衛隊という組織、自衛官という人たちを知りました。
自衛隊という組織があるから、日本が平和であるということも。
それまでがいくらパッパラ女だったとはいえ、警察や消防のお仕事は知っていました。
おまわりさんや消防さんがいるから、私たちは安全に暮らせているんだな~と。
でも、自衛隊のことは考えたことがありませんでした。
同時に、私が自衛隊のことを知らなかったのは、「私がパッパラ女だったから」というだけでもないよな、とも思いました。
知ろうとしない私にも問題はあったけど、あまりにも「知らされていない」なーと。
「じゃあ私が知らせよう」。
ラッキーなことに、私はライターというお仕事をしていました。
そこで、「自衛隊を知ってもらう」文章を書くようになり、「いざ志願!おひとりさま自衛隊」を出版しました。
……と、「自衛隊を知ってもらう」活動をしていると、東日本大震災が起きました。
自衛隊は大規模災害派遣を行い、たくさんの人たちに「自衛隊」が知られました。
国民の自衛隊への視線は、それまでと大きく変わりました。
「ああ、私のやるべきことはなくなったな」。
当時、私はそう感じていました。
「自衛隊を知ってもらおう」といろんな活動をしていましたが、もう私がやらなくてもたくさんの人たちが自衛隊を知ってくれたので。
私がやる必要はないな、と思いました。
でも、次第に「んん?」と感じるようになりました。
「自衛隊のことは知られたけど、いまいち伝わってなくね?」と。
そして、気付きました。
ああ、知られるようになったのは「災害派遣の自衛隊」だけなんだ、と。
自衛隊の本来任務である「国防」はまだまだ知られていないんだ、と。
そこんとこが一番大事なのに。
以降、私は「自衛隊を知ってもらう」だけではなく、「国防を知ってもらう」活動をしようと考えるようになりました。
しかし、国防は言葉も仕組みも難しく、取っつきにくいものです。
易しく、分かりやすく伝えなければなりません。
どうすれば、易しく、分かりやすく伝えられるのか……。
で、思い出したのが、以前のパッパラだった自分自身です。
中でも、人生で最もパッパラだった女子高生時代の自分自身です。
「よし、当時の私に分かるように国防を伝えよう」。
そして今、私は「女子高生にも分かる国防」をモットーに文章を書いています。
もちろん、ひとことで「女子高生」といっても千差万別です。
とっても賢い子もいれば、正反対の子もいます。
自衛隊に興味がある子もいれば、まったく興味のない子もいます。
私がターゲットにしているのは、「どうしようもなくパッパラだった女子高生時代の自分」です。
なので、実際に女子高生が私の文章を読んで「いや、こんなに一から十まで言われなくてもそれくらい知ってるし。バカにすんな!」と感じることもあると思います。
……すみません。
自分が超絶バカ女子高生だったもので……。
でも、おかげでたくさんの方が「分かりやすい」「初めて知ることができた」と言ってくださるようになりました。
「分かりやすく伝える」ことを評価してくださって、いろんなお仕事にも関われるようになりました。
手前ミソですが、今、私は「自衛隊や国防を分かりやすく伝える」ことに関してはナンバーワンだと思っています。
自衛隊や国防を専門とする作家さん、ライターさん、ジャーナリストさんはたくさんいらっしゃいますが、「分かりやすく伝える」という点ではナンバーワンだと思っています。
というのも、過去のパッパラ度は私がナンバーワンだと思うので。
「なにが分からないかが分からない」の経験は、私がナンバーワンだと思うので。
そりゃ、「分かりやすく伝える」のも私がナンバーワンでしょ?と。
とはいえ、まだまだ試行錯誤です。
どう伝えたらいいか、どんなことを掘り下げればいいか、まだまだ迷いながらです。
これからもいろんなやり方で挑戦していきますので、どうか長い目で見守ってくださると嬉しいです。
よろしくお願いします!
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