■漢字

■漢字

私は漢字が書けません。
なぜなら、パソコンや携帯でしか文字を使用することがほとんどない生活を長年送ってきたからです。
いわゆる「パソコンの弊害」です。

最近では、ひらがなも書けなくなりました。
取材中にメモなんかとってるときに、「あれ?“ぬ”ってどう書くんだっけ?ぬ……ぬ……ぬ……」と咄嗟に“ぬ”という文字が出てこなくなったりします。
えらいことのパソコンの弊害です。

まあ弊害だろうがなんだろうが、使わなきゃ忘れるっつーただそれだけのことなんですが。

漢字以外でも、大学受験のときは英字新聞が読める程度の英語力はあり(もちろん難しい単語は辞書必須ですが)、外人さんに道を聞かれても発音が下手なりに説明できるほどはしゃべれてたんですが、今はサッパリです。
道を聞かれたら「ゴーストレイト!」と叫ぶのみです。
まあ、これでもだいたい通じますが。

よく、「日本人は6年間も英語教育を受けてるのに、なんでしゃべれないんだ。教育制度が悪い!」なんて話を聞きますが、単に教育を受け終わったら使わないからというただそれだけなんだと思います。

お仕事なんかで英語を使う人は別ですが、日本でフツーに生きてる分には英語なんて必要ないですし。
日本にいる限りは、日本語だけで充分豊かな生活が送れますし。
使わなきゃ、忘れます。
「ウェンズデー」のつづりすらきれ~いに忘れます。

あ、話がそれた。
漢字だ漢字。

さて、昨年の夏。
浜松町のお好み焼き屋さんで、書浪人の浦崎善隆さんと偶然お会いしました。
浦崎善隆さんは、テレビ番組の題字を書いたりされてるスゴイ方。
スゴイ方なのに、とても気さくな方で、サービスでそのお好み焼き屋さんの壁にささーっとお店の名前を書いたりされてました。

んで、私にも「名前、書いてあげるよ」と。

うおおおおおおおおおおおマジですかあああああああいいんですかああああああ超ラッキーありがとうございます!!!!!とこれっぱかしの遠慮もなく書いて頂きました。
遠慮どころか、厚かましく本のタイトルまで入れて頂いて。

まず私が紙に本のタイトルと名前を書き、浦崎善隆さんがそれを見ながら名刺サイズの和紙にさささーっと。
その実物が、これです。

sho

いいでしょ?いいでしょ?

で、その後は常にこの書を持ち歩き、誰彼かまわず「いいでしょ?いいでしょ?」と自慢しまくってたんですが、あるとき衝撃の指摘を受けてしまいました。

「これ、“志顔”じゃなくて“志願”じゃね?」

あ。
あああああああああああ!!!!
漢字間違えたあああああああ!!!!
なんで私は“志顔”なんて書いたんだ!!!!
“志顔”てなんだよ“志顔”て!!
こころざしの顔て!!
整形か!!!

自分のバカさ加減にほとほとあきれつつ、いやでも善隆さんも気付いてくれたっていいじゃねぇかと逆恨み……いや、この逆恨みは最悪すぎるな。

というわけで、一生に一度あるかどうかの大ラッキーチャンスに恵まれてこんないい書を書いてもらったのに漢字を知らないがためにやらかしてしまったというお話でした。

浦崎善隆さん、飲み時間のお邪魔をしてまで書いて頂いたのに、アホですみません。


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プロフィール

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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