■日本横断カープツアー

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■日本横断カープツアー その1

ペナントレースも終盤に差し掛かった9月末、日本横断カープツアーを決行してきました。

日程は
9月24日:vsヤクルト@神宮球場
9月26日:vs阪神@甲子園球場
9月27日:vs中日@マツダズームズームスタジアム

東京~大阪~広島の日本横断です。
こんな日程、ペナントレース終盤でしか実現しません。
これがもしパリーグだったら横断じゃなくて縦断しなきゃいけなくなるのでセリーグで良かったです。

さて、初日は神宮。

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この日は雨で試合開始が30分遅れました。
試合中も降ったり止んだりだったんですが、屋根のあるバックネット裏だったので超快適。

前日の試合で、巨人はマジックを4まで減らしていました。
カープ、もう絶対に負けられない一戦!!!

……なのですが、結果はご存知のとおり。
カープは負け、巨人は勝ち、マジックは2になってしまいました。

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菊池、丸、石原と3人もホームラン打って勝ち試合だと思ってたのにすこーんと逆転されてふてくされる岡田さん。

そしてツアー2日目は甲子園!

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時間に余裕があったので、開門と同時に球場入りし、試合前のフリーバッティングやノックを見ていました。
いやーみんな野球が上手だなぁ。
すごいなぁ。

この日も快調に点を入れていき、よっしゃー今日こそ勝ち! ♪勝~ち勝~ち勝っち勝ち!!
……と思ってたら福留の逆転スリーランで負け。

試合後の福留ヒーローインタビュー。

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を恨めしく眺めながら、ネットで野球速報を見ると、ちょうど巨人の試合が終了。
巨人は当たり前のように勝ちやがり、優勝を決めました。

すっかり意気消沈の岡田さん。
この後、お好み焼きを食べて軽く飲んでホテルに帰ろうと思っていましたが、もう食欲もありません。
私が甲子園に乗りこんでることを知ってるカープ仲間から「やけ酒しちゃだめだよ!」とメールが入りましたが、もうそんな気力もありません。
ホテル直帰で即ふて寝。

翌朝、「おはよう朝日土曜日です」(関西ローカルの番組)を見てたら、巨人の優勝そっちのけでひたすら福留の逆転スリーラン映像を流していました。

……はぁ。

暗い気分のまま新幹線に乗り、この日のナイターに向け広島を目指しました。

(つづく)


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■日本横断カープツアー その2

随分前に書いた胃の痛みですが、検査の結果ピロリくんはいませんでした。
じゃあなにが原因なのか……。
やっぱり……。
カープのせいなのね? そうなのね?!

余談ですがカープ仲間の間では、私のストレスは「カープのせいじゃなくてミコライオのせいだ」ということになっています。
ほんと余談ですね。失礼しました。

さて、先週の続き。

新幹線の中でももクロちゃんを聞いていると、沈みっぱなしだった岡田さんの心が少しずつ晴れてきました。
時間を置いて気持ちを切り替えることはとても大事です。

広島に着き、まずは荷物を預けようと予約していたホテルまで20分ほど歩きました。
いいお天気の広島。
川の水面もキラキラで、太陽も街も全力で岡田さんの心を照らしてくれます。

広島の街もずいぶん勝手が分かってきたので、地図を見ずに歩けます。
さくっとホテルに入り、「今日予約してる岡田です~」と荷物を降ろすと、怪訝な顔のフロントの女性。

「岡田様……? 下のお名前は?」
「岡田真理です」
「えー、少々お待ち下さい」
「あれ? 予約ないですか? ネットからしたんですけど……」

スマホをいじって、「ほら、この……」と予約完了メールを見せようとしたら……あ、28日で予約してるよ。今日27日じゃん。

もーーーーーーーーーーーーなにやってんでしょうねぇ。ほんとにもう。
岡田さんは元来しっかりものなんですが……しっかりしててもバカはバカだなぁ。はあ。

「すみません! 間違えて明日に予約入れちゃってました! 今日って空いてないですか?」
「申し訳ございません。今日はあいにく満室で……」
「おお……。分かりました。お騒がせして申し訳ありません」
「いえいえ、こちらこそ本当に申し訳ありません」

私がひとりで全面的に悪いのに、頭を下げてくれるフロントの女性。
前日なのに、明日の予約はキャンセル料なしで取り消してくれました。
そしてさらに、今日宿なしになった私に、広島のホテルガイドのパンフレットを持ってきてくれました。

平謝りでホテルを出て、さっそくネットで今日の宿を……ぜんぶ埋まってるよ……。
いや、正確には4件ありました。
が、市内のはずれのホテルだったり、高価なスイートルームだったり……こりゃ今夜はネカフェだな。

広島駅に戻り、荷物をコインロッカーへ。
広島で待ちかまえてくれていた、カープ仲間のおっちゃんたちと合流しました。
前回のズムスタ~地ぐ酒ぐを案内してくれたNさんとHさん。

「メール見たよ~。明日の予約しとったん?」
「ほんとにもう、神宮も甲子園もカープ負けるし、巨人優勝決めやがるし、宿なしだし踏んだり蹴ったりですよ」
「でもCSがあるけん! カープが2位で終われば、初のズムスタでCSじゃ!!」

前向きなおっちゃんたちの言葉で、元気を取り戻しました。
そうだ。セリーグ優勝を逃してもCSがある! ズムスタ開催からの日本シリーズで日本一がある!!!

試合開始までまだ数時間。
で、おっちゃんたちが素敵な観光ツアーを用意してくれていました。

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この二階建てオープンバス「めいぷるスカイ」で市内観光!!

このめいぷるスカイ、春の段階でカープはもう優勝パレード用に予約をしていました。
カープが優勝したら、私たちが座る席に選手が乗って市内をパレードするんです。

こんな感じで。

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……と長くなってきたので、続きはまた来週。
明日からCSファーストステージが始まるってのにまだペナント中のお話ですみません。

来週の更新ではもうファイナルステージも始まってるんだなぁ。
さー、どうなってることやら……どきどき……。

(つづく)


■日本横断カープツアー その3

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さて、二階建てオープンバス「めいぷるスカイ」。
乗るとこんな感じです。

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これで、市内をぐるっと観光します。

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広島城とか……。

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旧広島市民球場とか……。

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この後向かう、ズムスタとか……。

分かりにくい写真ですみません。

バスにはガイドさんも乗車していて、名所の案内や歴史などを聞きながら観光。
そして、私の隣にはコテコテ広島人のおっちゃんが2人。
「ここワシが通っとった高校!」
「これ前の会社のビル!」
「あれおじいちゃんのお墓!」
「あそこで昔クロマティ見た!」
などなど、非常に有益性の高いガイドを受けながらのスペシャルなツアーとなりました。

お昼は、広島の新名物、汁なし坦坦麺。

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前回とは別のお店、「麻沙羅」さんへお邪魔しました。

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……に割り込んでくるNさん。

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ここ、めっちゃ美味しかったです!!
辛さ・山椒はどちらも普通の量で頼んだんですが、味がまろやかなのでそんなに辛いのが得意じゃない私でも、辛さもういっこ上げてもいいかな?と思いました。
山椒はテーブルにもあるので、普通で頼んで自分で調整するのがオススメです。

ここ、最近できたばかりなんだそうでおっちゃん2人も初だったんですが、広島の汁なし坦坦麺を食べ歩いてるお二人も「旨い!」と大絶賛でした。
広島にお立ちよりの際はぜひぜひ。
平和記念公園から歩けるとこにあります。

めいぷるスカイのバスツアーに汁なし坦坦麺で、昨日までの連敗、そしてまさかの宿なしとなり沈みまくってた心もすっかり晴れたところでいよいよズムスタへ!!

……の前に、もう一軒。

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広島駅からズムスタをつなぐ、「カープロード」からちょっと奥に入ったところにある、「行友酒店」さん。

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カープタオルを首に巻き、ビールの空き缶を咥えたワニさんがお出迎えしてくれます。

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ズムスタで試合のある日には、お店前の駐車場にはこんな感じの即席オープンテラスが開かれていて、試合前にカープファンがカープ談義に花を咲かせます。

……という素晴らしいお店で、「ズムスタに行くならまずここへ!」な名店だったんですが、年内にお店は閉じてしまうとのこと。

うおーーーーーーーーーーすげー残念。。。

ここで飲めるのも今日が最後か……いやいや、カープが2位でCSに進めばまたズムスタで試合あるし、日本シリーズに進めればさらに!!!

「今日が最後じゃない!」と腹に力を入れ直し、球場へ向かいました。

(もう10月も下旬ですがさらにつづく)


■日本横断カープツアー その4

※もう11月に入りましたが、9月のお話です。

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ズムスタ到着!!

この日は、おっちゃんたちが「正面砂かぶり席」という素晴らしいチケットを取ってくれていました。

中日ベンチの真横!!

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選手がとても近いです。

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こんな感じです。

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谷繁のキャッチボールも目の前で見れます。
(ベンチ真横なので「代打オレ」が聞けるかな~と耳を澄ませていましたが、この日は聞けませんでした)

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小笠原のフリーバッティング。
を見ながら

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カープうどん。

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かまぼこがカープの「C」です。

あれ、ノックしてるあの人……

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辻だ!!!!!

背中に名前がなくても後ろ姿だけで辻だと分かるくらいの西武ファンでした。

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カープベンチ前までお散歩。

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ロサリオ、ファンサービス良すぎです。
声掛けるといちいち相手してくれます。
「いいから練習しろ」と言いたくなるくらいに相手してくれます。
試合中も、打席に入る前におっちゃんたち2人が「おさむちゃん打てよ~!!」と声を掛けたらわざわざ頷いてくれました。
(ロサリオは「おさむちゃん」と呼ばれています)

さて、元の席に戻って……

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あ、辻がなんか一生懸命書いてる。

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あ、気付いてくれた。

目の前は3塁側のネクストバッターズサークル。

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ネクストで選手がバッドにシューってスプレーするじゃないですか。滑り止めの。
あのスプレーが漂ってきてむせるほどの近さ。
中日のスプレーは、甘い匂いと柑橘っぼい酸っぱい匂いと二種類ありました。

1回表の攻撃に備える荒木。

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もう、ほんと近いでしょ。

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「あ、荒木の腕に傷がある」ってくらい近寄れます。

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大島の血管に触れそうなくらいに近寄れます。
さすがに触りませんでしたが。

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こんなに近いんです。

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♪背番号ゼロバットマ~ン 長嶋清幸~

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監督がメンバー交換して試合開始。

この席、自打球のボゴって音も聞こえます。
ベンチの支持も丸聞こえです。
選手が代わって審判が「レフト、天谷」とか放送席に言ってるのも聞こえます。
ちらっと中日ベンチ見たら達川と目が合います。
「おさむちゃん打てよ~!!」もちゃんと届くんです。

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キャッチャーに「バカ!!」と怒鳴る達川。

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Nさんが菊池のええ写真撮ってました。

この日、カープは逆転負けをしてしまいました。
9回表に逆転されて。
もう9回入って、「こりゃ勝ちだな」と試合終了で飛ばす風船の準備までしてたのに、まさかの逆転。

「ミ~~コ~~ラ~~イ~~オ~~~~~~!!!」と怒りが収まらない岡田さんでしたが、試合終了後にNさんが中日ベンチに向かって「達川! えかったのう!!」と叫び、あの達川がまさかのドン引きで「お……おう」と答えてくれたので怒りは収まりました。

広島駅近くの沖縄料理屋さんで残念会。

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負けたのでゴーヤーチャンプルは正規料金で食べました。

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Nさんがカープの赤いきつねをくれました。

……と、3試合とも負けてしまった日本横断カープツアー。
私が行くと負けてしまうじゃないかと思ってしまい、CSは見に行きませんでした。
なんか、ご迷惑をお掛けしてしまうようで……。
まあ、結局負けましたけど。


■日本横断カープツアー その5

「まだ日本横断カープツアー続くのかよ!!」と呆れられそうですが、すみません、あと1回だけ。
すごく印象的なことがあって。

9月27日のズムスタの試合では、少しアクシデントがありました。
まあ、アクシデントというほどのものでもないかもしれませんが。

カープの4番、エルドレッドが打席に立ったとき。
エルドレッドは前半大好調で、でも後半不振に陥り2軍行き、しかし見事復活をして、トレードマークのヒゲを剃り、1軍に戻ってきていました。
優勝がかかった一戦一戦、エルドレッドは4番の使命を胸に、打席に立っていました。

ランナー1人を塁に置き、先制のチャンス。
が、エルドレッドは見逃しで三振となってしまいました。
この見逃した球はとても微妙なコースでした。

するとエルドレッド、「今のはボールだろ!!」とヘルメットを投げ捨てブチ切れ。
観客からも「入ってねーぞ!!」とブーイングが飛びます。

実はこの3日前の神宮球場でも同じような場面がありました。
やはり微妙なコースで、審判はストライクのコール、見逃し三振。
「今のはボールだ!!」と審判に激しく抗議をするエルドレッド。
そして、エルドレッドは退場となりました。

これ、ものすごーーーーーく痛かったんです。
優勝かけてもうひとつも負けられないカープ。
4番のエルドレッドが退場って、もうめちゃめちゃ痛いんです。
で、途中から主砲を欠いたこの試合、結局逆転負けとなりました。

エルドレッドの頭には、この3日前の記憶があったと思います。
私を含め、ファンもみんな3日前のことが脳裏をよぎりました。
「やばい……。また退場になる……。それだけはアカン……」

……と、エルドレッド、急に審判に背を向け、腰に手を当てながらうつむき始めました。
ちょうど私の席の前で、審判に背を向けたエルドレッドの顔がよく見えましたが、すごい形相で、ぐーっと、ぐーっと、奥歯を噛みしめて耐えていました。
こちらまでその殺気が漂ってくるような、鬼のような形相でした。

そのエルドレッドの様子を見て、ベンチから野村監督が飛びだしてきました。
そしてエルドレッドに代わり、猛抗議。
「ここでほっといたら、またエルドレッドが退場になるかもしれない」という判断だったのかなーと思います。

野村監督が抗議をしている間に、エルドレッドは自分の怒りを鎮め、ベンチへと帰って行きました。
やがて野村監督も抗議を止め、ベンチへ戻りました。

すると、またひとりの男が耐え始めました。
この日球審を務めていた杉永審判です。

野村監督からの猛抗議、そして四方を囲むカープファンからのブーイングを浴びせられた杉永審判が、1塁線上でやはり腰に手を当て、うつむき、ぐーっと、ぐーっと、鬼の形相で耐えていました。

耐えながらも、カープファンからの罵声は降り注ぎ続けます。
球場では、ときとして選手や審判の人格をまるで無視したような下品な罵声も飛んできます。
すべてのブーイングがそうだというわけではありませんが、3万人の大群衆から鳴り響くブーイングを、自分ひとりで受け止め、耐えなければなりません。

顔が壊れてしまうんじゃないかというほどの形相でぐ~~~~~っと耐えていた杉永審判ですが、やがてマスクをかぶり、静かにキャッチャーの背後に着きました。

杉永審判、どんな気持ちだったんだろう。
耐えている間、なにを考えていたんだろう。
どうやって自分を鎮めたんだろう。
どうやって気持ちを切り替えたんだろう。

私は「気持ちを切り替える」というのがとても下手くそです。
一度プッチーンと切れたら、いつまでもいつまでも引きずります。
なにか失敗をしたら、いつまでもいつまでもくよくよして、また新たな失敗を引き起こします。
もう37年も生きてるのに、「気持ちを切り替える」方法がサッパリ分かりません。

でも、選手や審判はそういうわけにはいきません。
すぐに次のプレーが待っています。
私みたいに、「あーもうダメだ。外の空気吸ってこよう」と一服してみたりということもできません。
何万人という人に囲まれた場でひとり孤独に耐え、ぐっと耐えたらすぐにまた全力でプレーをし、また正しい判断をしなければなりません。

エルドレッド、そして杉永審判の耐える顔。
あの形相を見て、耐えるということは、気持ちを切り替えるということは、こんなにも困難で厳しく、辛いものかと改めて思いました。

そして、それを実践している選手や審判ってほんとにすごいなぁと。
どの道でも、プロって体力だけじゃなくて精神力もすごいんだなぁと。

「気持ちを切り替える」。
この方法はまだ私には分かりませんが、あの日、ズムスタで見た2人の男の顔で、なにかそのきっかけが少し見えたような気がしました。

ちなみに杉永審判。
ストライクのコールをするときに、腕を左右に振り分けます。
右バッターだったら右へ、左バッターだったら左へ。
おそらく、選手や観客から見やすくなるようにという配慮なんじゃないかなーと思っています。
顔は怖いですが、たぶん、すごいいい人です。
と、勝手に思っています。


プロフィール

okadamari

Author:okadamari

>>質問大募集!!







岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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