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■「1人足りとも殺させないため」に、必要なもの

前回のコラム
「戦争に行く」は罰ゲーム?
には、たくさんのご反響を頂きましてありがとうございました。

いろいろな媒体に取り上げられ、中にはセンセーショナルな文言を付けられたものもあって、「自衛官に失礼だ」と言ってる私が一番村本さんに失礼なことをした結果になってしまい、村本さんにはとても申し訳なく思っています。

頂いたコメントやSNSなどでのご意見、ご感想を読ませて頂いて、私も改めていろいろと考えました。

私は自衛隊に関する本や記事を書いていて、ファンレターを頂くことがあります。
中には、「岡田さんの本を読んで、自衛官になりたいと思いました」という若い方もいらっしゃいます。
そして、「無事、採用が決まりました。この春から入隊します」とご連絡をくださることもあります。

また、自衛隊の取材に行ったり、予備自衛官の訓練に出頭すると、若い自衛官や予備自衛官から「岡田さんの本を読んで自衛官になりました」「予備自衛官になりました」とお声掛け頂くこともあります。

こういう声を頂いて、「嬉しい」という気持ちはもちろんあるのですが、同時に「私はとんでもないことをしているのではないだろうか」という気持ちも沸き上がります。

もしも、「岡田さんの本を読んで自衛官になりました」という彼ら、彼女らの身に何かあったら……私はご家族になんて謝ればいいんだろう……。
どうか、どうか、ご無事のご勤務を……。

みなさんご存じのように、自衛隊の任務には身の危険が伴います。
有事でなくとも、災害派遣や訓練中の事故で殉職される方もいらっしゃいます。

もちろん、彼ら、彼女らはそこを承知で自衛官をやっていると思います。
ご家族のみなさんも、葛藤を抱えた上で、大切なご家族を送り出してくださっていると思います。
だから、私がこんなことを考えるのは失礼なのかもしれません。

でも、やっぱり考えてしまいます。

「岡田さんの本を読んで自衛官になりました」という彼ら、彼女らだけでなく、私には自衛隊に多くの友人・知人がいます。
みなさん身の危険を承知で自衛官を続けています。
しかし、誰一人、友人・知人でなくとも、「何か」は絶対に起きて欲しくありません。

前回のコラムは村本さんも目に留めてくださったようで、こんなツイートがありました。




……とまた村本さんに絡んで大変申し訳ないのですが、村本さんご自身もおっしゃっているように、村本さんは「難しくてよくわからないけど知りたい」という人の代弁をしてくださっているんですよね。
そして私も、以前から「難しくてよくわからないけど知りたい」という人に伝えたいと思ってあれこれ書いている人間です。

ので、「わからないけど知りたい」を端的に表現してくださる村本さんの発言は、例としてとても適切でありがたく、乗っからせて頂いています。

上記ツイートにあるように、村本さんは自衛官の方々とお話をされたそうです。
その旨を伝えるツイートには同席されている方の写真もありましたので、ツイートの文章のみ転載します。

稚内のスナックに自衛隊の人達が飲んでた。だからおれの発言の国のために死んでほしくないって話が失礼か聞いた。そしたら「俺たちの口からは言えない、家族がそう言ってくれるのはほんとに嬉しい」って言ってくれた。自分たちに死ぬ覚悟があっても国のために死んでくれと言われて嬉しいはずがない。



スナックきてよかった。自衛隊の話たくさん聞けた。一緒にいっぱい話し合った。世に出ていない話たくさん聞けた。会えてよかった。スナックの女の人も優しくて、自衛隊員は最高にかっこよかった。



そして、最後にこのツイートで絞められていました。




「1人足りとも殺させないために、命をかけて外交を。」

この村本さんのご意見は、私もまったくの同感です。
そして、私は「1人足りとも殺させないため」には、「命をかけた外交」に加えて「命をかけた抑止力」も必要だと考えています。

人は、何かを実行しようとするときに「それが実現可能かどうか」を考えます。
「やれるな」「やれそうだな」「やってみる価値はあるな」であれば、実行を考えます。
「どうあがいてもやれないな」「無理だな」であれば、実行をやめ、別の道を考えます。

もし、とある「X国」が「日本を攻撃・侵略しよう」という考えを持ったとしたら。

もし、X国が日本を攻撃・侵略しようという考えを持ったときに、日本に「攻撃・侵略を防ぐ力」がなければ、「やれるな」「やれそうだな」「やってみる価値はあるな」と考えるかもしれません。
少なくとも「日本を攻撃・侵略する」が、選択肢のひとつに残ります。

でも、X国が日本を攻撃・侵略しようという考えを持ったとしても、そのとき日本に「攻撃・侵略を防ぐ力」があれば、X国は日本への攻撃・侵略を「しない」という選択を取ります。
日本に「攻撃・侵略を防ぐ力」があり、攻撃・侵略できる可能性が1ミリもなければ、X国は攻撃・侵略を実行しても時間とお金と人の無駄遣いになるだけですから。

「攻撃・侵略を防ぐ力」=「抑止力」が大きければ大きいほど、日本は攻撃・侵略されにくくなります。
日本が攻撃・侵略されにくくなれば、戦闘が起こりにくくなり、「1人足りとも殺させない」がより実現できます。

日本における「抑止力」には、「自衛隊の実力」、そして「自衛隊を運用するための法・制度」があります。
これらを高めることにより、抑止力は大きくなります。
では、抑止力の要素のひとつ、「自衛隊の実力」をより高めるためにはどうすればいいでしょうか。

「自衛隊の実力」にもいくつかの要素があります。
装備品の性能、それを運用する技能・知識、そして自衛官の能力、意思、などなど……。
「自衛隊の実力」をより高めるためには、このすべてがレベルの高いものである必要があります。

このうちの、「自衛官の意思」。
「抑止力」の要素のひとつである「自衛隊の実力」の要素のひとつである「自衛官の意思」。

もし、自衛官が
「俺は死ぬ危険があっても任務を遂行する」
「俺は死ぬ危険があれば任務を捨てる」
と言った場合、どちらがより大きな「抑止力」でしょうか。
どちらのほうが、X国が「日本への攻撃・侵略をやめよう」と思うでしょうか。

自衛官が「俺は死ぬ危険があれば任務を捨てる」だったら、X国に「日本への攻撃・侵略はやれるな」と思わせてしまいます。
でも「俺は死ぬ危険があっても任務を遂行する」だったら、X国に「日本への攻撃・侵略は難しそうだな。やめとこうかな」と思わせることができます。
X国が「日本への攻撃・侵略はやめとこう」となれば、戦闘は起こらず、実際に「死ぬ危険のある任務」を行う必要はなくなります。
(もちろん、あくまでも「自衛官の意思」は「抑止力」の要素のひとつに過ぎないので、これだけで簡単に行くものではありませんが)

私は絶対に、自衛官の身に何かが起こって欲しくありません。
でも、自衛官がその「覚悟」を持つことは、「抑止力」をより大きなものとし、国民を守ることだけでなく、自衛官の身を守ることにもなります。

私は予備自衛官で、有事の際は招集を受ける可能性があります。
招集を受けて行う任務には、身の危険を伴うものもあるかもしれません。

もちろん、正直に言えば死にたくないです。
敵だろうが味方だろうが自分だろうが、生死にかかわる場になんて行きたくないです。
怖いです。

でも、怖い怖いと脅えていたら、やれることもやれなくなります。
任務が遂行できなくなります。
脅えていたらミスをして、本来であれば危険ではない場面でも自らを危険にしてしまいます。

でも、怖いです。
イヤです。

でも……。

この葛藤とどう向き合うべきか……たくさん考えてたくさん悩み、そして関係者とたくさん話をしました。
そしてまた考え、悩みました。

……という過程を経て、出た結論が
「抑止力を高めるために、覚悟を持つ」
「日本を守るため、大切な人たちを守るため、そして自衛官たちを守るためにも、覚悟を持つ」
です。

この「身の危険」や「覚悟」には、自衛官22万人に22万通りの思いがあると思います。
予備自衛官、即応予備自衛官も同様です。

「俺は死ぬ危険があっても任務を遂行する」
もしみなさんの身近な人がこう言ったら、みなさんはどんな言葉を掛けますか?

「やめて」
「死なないで」
「生きて欲しい」
「ドン引き」
「そうか。応援するよ」
「ありがとう」

それぞれに、それぞれの思いがあると思います。
私も、私の身の案じる言葉を掛けられたら、「ああ、私のことを大切に思ってくれているんだな」と素直に嬉しいです。

一方、「抑止力」を考えた場合、どんな言葉を掛けますか?
日本を守り、私たちを守り、大切な人たちを守り、自衛官を守る「抑止力」を高めることを考えた場合、どんな言葉を掛けますか?
どんな言葉を掛けたら、「抑止力」のひとつの要素である「俺は死ぬ危険があっても任務を遂行する」という覚悟をより強い物にできると思いますか?

……とっても難しいですよね。

この答えに正解はないと思います。
でも、ほんの少しで構いませんので、ぜひ「私だったらどんな言葉を掛けるだろう」を考えてもらえると嬉しいです。

前回も書きましたが、自衛官は「死ぬ」を目的にしているワケではありません。
自衛官の目的は「任務の遂行」です。
死んだら任務を遂行できませんので、どんな状況下でも「生きる」ための努力をします。
生きて、任務を遂行します。

ので、村本さんのツイートにもありますが、よく世間で言われる「国のために死んでくれ」は、単純に「???」と思います。
死んだら任務を遂行できませんから。
生きて任務を遂行することが「国のため」ですから。

「国のために死んでくれ」は、おそらく先の大戦から連想されているのではと思いますが、今のこの時代に予備自衛官をやってる私がもし「国のために死んでくれ」に回答するなら、
「国のために死んでくれって言われても死なないよ。国のために、死ぬ危険があっても任務を遂行するけど、生きて任務を遂行するよ。私たちがやることは、ただひとつ任務の遂行だよ。そのために生きるし、死ぬ危険があっても任務を遂行するよ」
でしょうか。

さらに「国のために死んでほしくない」に回答するなら、
「うん、国のために死なないよ。国のために生きて任務を遂行するよ。国のために生きるし、死ぬ危険があっても任務を遂行するよ」
でしょうか。

「1人足りとも殺させないため」に必要な「外交」、そして「抑止力」。
これは、どちらかがあればそれで良いというものではありません。
どちらもが最大限の力を持つことで、「1人足りとも殺させない」がより実現できるようになります。

そして、「外交」「抑止力」に、もひとつさらに付け足すなら、「私たち一人ひとりの意識」。
「外交」や「抑止力」に対する、私たち一人ひとりの意識。

国民の一人として、「1人足りとも殺させないため」に、私も精一杯考えていきます。

また私は予備自衛官でもあるので、「1人足りとも殺させないため」に、死ぬ危険があっても任務を遂行します。
……まあ、言うのは簡単ですが。
ほんとこれ、難しいです。



※今回は、「日本が攻撃・侵略を受ける(日本への武力攻撃)」での「1人足りとも殺させないため」に焦点を絞りました。海外派遣など、別パターンでの「1人足りとも殺させないため」も、また改めて書きたいな~と思っています。


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■【「戦争に行く」は罰ゲーム?】コメントへの返信

先日の
「戦争に行く」は罰ゲーム?
にご投稿頂いたコメントへの返信です。

徴兵制に関することは、

小林よしのり氏にケンカを売ってみる。
徴兵されないか不安なみなさんへ。
【質問】大戦中の日本や現代の他国のように、今の日本が徴兵をすることはないの?
【質問】いわゆる「経済的徴兵制」。~経済的理由で自衛官になること
「現代日本で徴兵制はあり得ない」がピンとこない人への解説

でも書きましたので、ご参考にしてください。

また、頂いたコメントから「こういうところが伝えきれてないのかな?」と感じたこともありますので、そちらについてもいつか改めて書きたいと思っています。
徴兵制以外についてのご意見、ご質問についても、また改めて。

いつも貴重なご意見をありがとうございます。


■「戦争に行く」は罰ゲーム?

ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが先日、こんなツイートをされました。







私は、この村本さんのご意見を否定する気はありません。
それぞれにそれぞれのお考えがあります。
ちなみに村本さんの弟さんは自衛官だそうで、戦争に対してはより思うところがおありだと思います。

また、余談ですが私個人的に村本さんは好きです。
ウーマンラッシュアワーさんも好きです。

ですが、このツイートを見て「ちょっと誤解されてるんじゃないかなー」と感じました。
そして、この誤解は村本さんだけではなく、結構多くの方に見受けられます。
今回は、その「誤解」について。

日本には、自衛隊という組織があります。
そして、「戦争に行く」のは自衛官です。
プラス、普段は企業などに勤務している「即応予備自衛官」、「予備自衛官」も招集されれば、同様です。

まあ、自衛隊は専守防衛なので、「戦争に行く」というより「戦闘行動を含む国防のための活動を行う」という言い方のほうがしっくりくるんですが。

ので、自衛官、即応予備自衛官、予備自衛官のどれにも該当しない人が、いわゆる「戦争に行く」をすることは決してありません。

戦闘はプロがやることです。
所定の訓練を受けた人が、戦闘に関わる所定のお仕事を担当します。
戦車の訓練を受けた人が戦車のお仕事をします。
戦闘機の訓練を受けた人が戦闘機のお仕事をします。
訓練を受けていない人に、それはできません。

自衛官であっても、戦闘機の訓練を受けていない人は戦闘機のお仕事はできません。
自衛官の中でも、「戦闘機のプロ」のみが、その担当をします。

自衛隊は、日本の代表として戦闘をします。
サッカー未経験者がサッカー日本代表に選ばれてワールドカップに出場することはあり得ませんよね。
サッカーのプロのうち、ワールドカップで試合をするに相応しいと選ばれた人だけが出場し、勝利を目指します。

サッカーの素人がワールドカップに出たら、負けてしまいます。
戦闘も同じです。
自衛官ではない人が戦闘に参加したら任務が遂行できません。
ワールドカップで負けても国民の命は無事ですが、戦闘はそうではありません。
任務の失敗が国民の生命や財産に直結するからこそ、それを担当する人は絶対にプロでなければならないんです。

……というおはなしは、「戦争法案反対!」騒動のときからちょくちょくしているんですが、これに対し「自衛官は特別だって言いたいのか」「偉そうに」というご意見を頂くことがありました。

「自衛官は特別だって言いたいのか」は、その通りです。
自衛隊のお仕事をすることができる「特別な人たち」が自衛官です。

でも、これは「自衛隊のお仕事に関して」です。
芸人さんは「漫才やコントなど、人を楽しませるお仕事」に関して「特別な人たち」です。
寿司職人さんは「お寿司などの料理を作るお仕事」に関して「特別な人たち」です。
それと同じように、「自衛隊のお仕事」に関して、「自衛官は特別な人たち」です。

また、「偉そうに」というご意見に関しては、「そう聞こえてしまってたらすみません」と平謝りするしかないのですが、同時に弁解したい気持ちもあります。

「戦争法案反対!」騒動のとき、「徴兵制になるぞー!」というご意見がありました。
それに対して「徴兵制になんかならないよ。自衛隊のお仕事はプロしかできないんだよ」というご意見が出ると、「あんなもん誰でもできる!」的なご意見が多々ありました。

当時はそういうのをよく見聞きしたので、多くの自衛官を友人・知人に持つ私が「自衛隊のお仕事はプロにしかできないんだよ」というおはなしをすると、どうしても「誰にでもできるワケねーだろ!自衛官たちがどれだけの努力をしてるか知ってんのか!!」的な思いが文章のウラに見え隠れして「偉そう」に見えたかもしれないなーと反省しています。

でも、ちょっとご理解頂きたいんです。
世の中には、「芸人は楽な仕事でいいなー。ちょっとしゃべって楽しそうにしてるだけでお金が稼げていいなー」という人がいます。
私はこういう人に対して「いやいや、芸人さんはすごく大変なお仕事でしょ!誰にでもできるお仕事じゃないんだから、それでお金を稼いで当然でしょ!!」と腹が立ちます。
私でも腹が立つくらいなので、当の芸人さんはもっと怒りを覚えたり、少なくともいい気はしないと思います。

腹が立てば、「芸人という仕事がどれだけ大変か」を言いたくなります。
「誰にでもできるもんじゃない」ということを言いたくなります。
すると、それを「偉そうに」と受け取る人も出てくるかもしれません。

余談ですが、以前、ある芸人さんが「芸人は楽して儲けてると言われて腹が立つ」と言った時、明石家さんまさんが「それでええねん。俺らはそう思われといてええねん」と、とても穏やかな笑顔で言われていたのを見たことがあり、すごいなーと思いました。
私も、少しでも明石家さんまさんの境地に向かえるよう精進したいです。

でも、私はまだ明石家さんまさんの境地に行けてないので、寿司職人さんに対して「こんなもん、ちょっと修業すりゃ誰にでもできる」と言う人には「その修業が大変なんだよ!!」と腹が立ちます。
プロとしての誇りを持ってお寿司を握っていらっしゃる方なら尚更です。

みなさんも、ご自身のお仕事やバイトなどを「楽だ」とか「誰にでもできる」と言われたらどんな気持ちになるかちょっと考えてみてください。
求人情報に「誰にでもできるカンタンなお仕事です♪」と書かれていることもありますが、そんな「誰にでもできるカンタンなお仕事」にも、多かれ少なかれの努力や忍耐は必要です。
人様のお仕事を「楽だ」とか「誰にでもできる」というのは、とても失礼なことですよね。

話は戻って、村本さんのツイート。
ツイートの中に「そーいうやつから順番に戦闘機に乗せる法案を提案したい」という文章がありますが、これは戦闘機パイロットさんにとても失礼だと思います。
少なくとも、明石家さんまさんのような境地に行けてない私は「戦闘機パイロットさんたちがどれだけの努力をしてるか知ってんのか!!」と腹が立ちます。

というか、戦闘機パイロットになるのってとっても難しいですからね。
「そーいうやつ」がもし「戦闘機に乗りたい」と言ったとしても無理です。
「そーいうやつ」が航空学生などを受験して合格して訓練して適性などなど試験をパスすれば別ですが。

そして、「絶対に戦争が起きても行きません」という文章。
これは「腹が立つ」というほどではありませんが、「いや、行く行かないじゃなくて、村本さんには無理ですよ」と思います。
村本さんが自衛官になるというのなら別ですが。
でも、「戦争に行きたくない」のならその意思はないでしょうし。
というか、村本さんはもう自衛隊を受験できる年齢を超えていらっしゃいますが……。
(国家資格などの技能をお持ちでしたら、技能公募予備自衛官になる道はありますが……などの細かい話は割愛)

「行く、行かない」以前に無理なことなのに、「行きません」と発言されるのは、心のどこかで「自衛官の仕事は誰でもやれる」って思っていらっしゃるのでは……ご本人にそのつもりはなくても、心のどこかでそういう認識がおありなのではと感じます。
これもやっぱり、自衛官に対して失礼な発言だよな~、と。

これが「戦争が起きても行きません」じゃなくて、「自衛官や予備自衛官にはなりません」だったら、「そうですか」で終わることなんですけどね。
「友達に漫才コンビを組もうって誘われたけど、芸人にはなりません」と同じで、「そうですか」で終わる話で。
でも、「なんばグランド花月の出演者が軒並み急な用件で出演できなくなったからって、僕は舞台には立ちません」ってその辺のド素人が言ってたら、「お前に舞台が務まるか!芸人さんがどれだけ努力してなんばグランド花月の舞台に立ってるか知ってんのか!!」って私でも腹が立ちます。明石家さんまさんのような境地に行けてないので。

でも、村本さんの他のツイート、そしてテレビなどでの発言を聞いていると、村本さんには決して、自衛官に対して失礼な発言をする意図はないように思います。

村本さんだけじゃなく、同様なツイートやコメント、発言をされる方はたくさんいらっしゃいますが、みなさん決して「自衛官に対して失礼な言動をしたい」と思っているわけではないんだと思います。
中には、自衛官が嫌いで嫌いでしょうがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、自衛隊の災害派遣などの活動に対する世間のご意見から見るに、多くの方は「自衛官に対して失礼な言動をしたい」と思っているわけではないんだと思います。

でも、
「俺は戦争に行かない」
「だったらお前が戦争に行けよ」
「まず、総理から前線へ」
といった類の、自衛官に対して失礼な言葉はよく見聞きします。

これらの言葉を見聞きする度に、私は「戦争に行くこと(戦闘行動を含む国防のための活動)って罰ゲームみたいに思ってる人が多いのかな~」と感じています。
おそらく、その理由は「先の大戦」なんだと思います。

明治時代から昭和20年まで、日本には徴兵制度がありました。
(名前は「徴兵令」だったり「兵役法」だったりと時代によりますが)

これにより、軍人ではない成人男性は、基本的に全員が「予備役」となりました。
「予備役」は、今の自衛隊でいうところの「予備自衛官(即応予備自衛官も)」に該当します。
どちらも、「軍/自衛隊の訓練を受け、招集(昔は「召集」)を受けて軍/自衛隊の活動に従事する民間人」です。

「予備役」と「予備自衛官」とで制度や内容に違いは多々ありますが、一番の大きな違いは「志願によるものかどうか」です。
予備自衛官は志願した人がなるものですが、予備役は義務でした。
当時も軍人(いわゆる「職業軍人」)は志願によるものでしたが、予備役の方はそうではなく、「腹を決めて戦争に行った人」もいれば、「行きたくないのに行かされた人」、そして「無理やり行かされた戦争」で亡くなられた方もいらっしゃいました。

こういう背景から、「戦争に行くこと」を罰ゲームのような感覚で今もとらえている人が多いように思いますし、それは仕方のないことだとも思います。

でも、今は昔とまったく違います。
自衛官も、即応予備自衛官も、予備自衛官も、志願制です。

しかし、「戦争法案反対!」騒動が終わった今も、「今後また徴兵制が施行されるかもしれない。戦争が起きて自衛官が足りなくなれば、国民が無理やり予備自衛官にさせられて戦争に行かされるかもしれない」というご意見があります。
徴兵制に関してはこれまで何度も何度も書いてきたので「現代日本で徴兵制なんかねえよ!」のひと言でおしまいにしようかと思いましたが、さらっと。

上の方でサッカーの例えを出しましたが、もしサッカー日本代表の選手がケガ続出で、代わりの選手を日本代表に入れてもやっぱりケガ続出で、代わり、そのまた代わり……って最終的にサッカー未経験者のその辺のお兄ちゃんをサッカー日本代表選手にしたら、ワールドカップで勝てるでしょうか。
そもそも予選を突破できるでしょうか。

「すわ、戦争だ。自衛官を大募集したけどもう限界だ。自衛官が足りなさすぎる」となって急に徴兵制を施行して「自ら志願しなかった人たち」を無理やり徴兵して予備自衛官にして訓練したところで、「任務を遂行できない自衛隊」しか作れません。
国民の生命も財産も守れないような自衛隊しか作れません。
それ以前に、「すわ、戦争だ。自衛官を大募集したけどもう限界だ。自衛官が足りなさすぎる」となったら「徴兵した予備自衛官を訓練する自衛官」がいません。
「任務を遂行できない自衛隊」すら作れません。

というか、現代兵器の戦闘で、「すわ、戦争だ。自衛官を大募集したけどもう限界だ。自衛官が足りなさすぎる」となって急に徴兵制法案を作ろうとしたって、「法案賛成」「いや反対」と言い合ってるうちにドーン!で日本がぼっこぼこになってそれでおしまいです。
いや、「法案賛成」「いや反対」なんて言うヒマもなさそうな。

現代日本において、徴兵制はありえません。
「これって徴兵制が必要なんじゃね?」という状況になったときは既に日本がぼっこぼこだからです。
徴兵制を作る云々の話になった時点で日本という国が存続できてるかどうか。
……こんなこと、絶対起こって欲しくないですが。

日本がぼっこぼこにならないように、みなさんの大好きな友達や家族や「自分」を守るために、自衛隊さんたちは毎日、任務や訓練をがんばっています。

「戦争に行きたくない」
自衛官(や即応予備自衛官、予備自衛官)ではない人がそう思うのは当然です。
そりゃ行きたくないよな~と私も思います。
というか、自衛官だってできることなら戦争なんかしたくありません。
おうちで家族と一緒に幸せに過ごしていたいです。

当たり前ですが、自衛官だって「死ぬために自衛官をやってる」ワケじゃありません。
命がなければ任務を遂行できないからです。
自衛官は「任務を遂行するために自衛官をやってる」んです。
だから、「家族のため」「自分が死にたくないから」はもちろんのこと、「任務を遂行するため」にどんな状況下でも生きるための努力をします。

組織としても、大金を掛けて育成した自衛官を失うようなことはしません。
任務遂行に必要な人員確保は、任務遂行に不可欠です。

しかし、戦闘にはどうしても命の危険が伴います。
家族のため、任務のために生きなければならなくても、命の危険はあります。
みなさんその覚悟を持ち、あるいは覚悟を持とうと努力しています。

「罰ゲーム」という印象を持たれがちな「戦争に行く」ということ。
しかし、日本には自ら自衛官というお仕事を選んだ人たちがいます。
決して「罰ゲーム」なんかではなく、その道を自ら選んだ自衛官がいます。
みなさん誇りを持って、それぞれのお仕事をしています。

ほんの頭の片隅に……で構いませんので、多くの方がこの認識を持っていてくださると嬉しいです。


■自衛隊の政治利用

稲田防衛大臣の
「○○候補をお願いしたい。防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」
の発言。

稲田大臣は撤回されましたが、これは私も不適切な発言だと思います。
なにがどう不適切なのかは、たくさんの方のご意見がありますので割愛。
今回も長々しそうですので……。

この発言に関しては、
「自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある」
「自衛隊法に抵触する可能性のある発言だから即刻辞任すべき」
というご意見がありました。

そこで今日は、この話題から「自衛隊の政治利用」「自衛隊法」を考えてみたいと思います。

まず、自衛隊法。
自衛隊法では、第六十一条で「政治的行為の制限」を定めています。

第六十一条
隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法をもつてするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除くほか、政令で定める政治的行為をしてはならない。



こちら、文頭にご注目。
「隊員は、~」です。

勘違いしやすいんですが、防衛大臣は自衛隊員ではありません。
大臣以外では、防衛副大臣、防衛大臣政務官、防衛大臣補佐官、防衛大臣政策参与、防衛大臣秘書官も「自衛隊員」ではありません。

ちなみに「自衛隊員」に該当するのは、自衛官はもちろん、書記官や事務官、防衛大学校学生、予備自衛官など。
事務官や防衛大学校学生、予備自衛官は「自衛官ではない自衛隊員」というちょいとややこしい感じです。

さらに予備自衛官は「非常勤の自衛隊員」です。
ので、予備自衛官である私は、招集されてるときは「政治的行為の制限」に該当するものの、招集されてないときにはこの制限はなく、今こうやって政治の話も大っぴらにできます。

で、先ほども言いましたが、防衛大臣は自衛隊員ではありません。

今回の報道では、「自衛隊法第六十一条は隊員を対象にしているが、大臣も自衛隊の責任者として遵守の義務はある」と、自衛隊法の「政治的行為の制限」が防衛大臣にも課されているかのようなご意見がありましたが、これは大間違いです。
「防衛大臣も自衛隊法第六十一条の遵守の義務がある」だったら、政治家が防衛大臣をやること自体NGになっちゃいますし。

今回の件では、「発言内容が自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある」とのご意見もありました。

でも、防衛大臣の発言内容が「自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある」というのであれば、「自衛隊法に抵触する可能性のある発言だから即刻辞任すべき」というのもまた、「自衛隊の政治利用」だと思うんですよ。
「あの発言は良い悪い」って「意見」だけなら別ですが、「だから辞任!」と「政治活動」にすると、それはそれで「自衛隊(の法)」を「政治利用」してると思うんですよ。
ほんとに自衛隊法に触れてるなら話は別ですが。

「自衛隊の政治利用」という言葉を聞いて、私が真っ先に思い浮かべたのは、先の「戦争法案反対騒動」です。

あのとき、集団的自衛権の限定的行使容認、駆け付け警護に反対する方々が「自衛官の命ガー」「自衛官のメンタルガー」と「自衛隊」を持ち出して自らの政治的主張をされていました。

本当に自衛官の命やメンタルを考慮してのことなら、分かるんです。
でも、中にはそれまで自衛官のことを人殺しだの野蛮だのとけちょんけちょんに言ってた人たちまでもが、なぜか一転して「自衛官の命ガー」「自衛官のメンタルガー」と自衛官の身を案ずるような発言をされていました。

「自衛官の命が政治に利用されてるなぁ」
正直、こう思っていました。

当の自衛官も、「今さらふざけんな」「けったくそ悪い」と思っていたかもしれません。
でも、自衛隊法第六十一条の「政治的行為の制限」を考えると、なにも言えません。
あ、自衛官が「今さらふざけんな」「けったくそ悪い」と思ってたかどうかは知りませんよ。
「身を案じてくれてありがとう」と思ってた自衛官もいるかもしれませんよ。ひょっとしたら。知りませんけど。

「自衛官の命ガー、メンタルガー」と自衛官の身を案じる意見に対して、当の自衛官が「駆け付け警護任務が付与されたとき、警護対象者はもちろん、自らの命を守るためにも訓練をしっかりしたい。だからそのための法を整備して欲しい。法案が可決して欲しい」と思っていても、自衛隊法第六十一条の「政治的行為の制限」を考えると、なにも言えません。
いや、そう思っていた自衛官がいるかどうかは知りませんよ。
「仮にいたとしても」という私個人の意見ですよ。
私もいろいろと気を遣ってますからね。

「戦争法案反対騒動」のときには、自衛官に直接インタビューを試みる報道機関がたくさんありました。
でも自衛官には「政治的行為の制限」があり、それが叶えられないため、制限のない予備自衛官の私がコメントを求められることもありました。

純粋に、自衛官がどう考えているのかを知りたいという報道機関もあったと思います。
しかし、「政治的に利用する」ためにコメントを得ようとする報道機関もありました。

私が取材を受けたパターンだと、朝日新聞さんが前者です。
そして某雑誌さんが後者です。

朝日新聞の記者さんはとても真摯に私の話に耳を傾けてくださり、私の考えを理解しようとしてくださいました。
それが紙面にすべて反映されたかどうかはまた別ですが(これは私の主観です。編集権は私にはありませんので)、意見の違いがあるにも関わらず、本当に真摯にご対応くださったあのときの記者さんにはとても感謝しています。

しかし某雑誌さんは、自らの政治的主張に沿ったコメントしか受け付けてくれず、というか私は某雑誌さんの政治的主張に合ったコメントはできず(考えがまったく違うので)、なんやかんやあり、結局私のコメントが誌面に載ることはありませんでした。

まあ、いいんですけどね。
でも、これって「自衛隊の政治利用」以外のなんぼでもないよなぁ~と。

そういえば、この某雑誌さんからは「意見が聞きたいので知り合いの自衛官を紹介して欲しい」とも言われました。
もちろんお断りしましたが。
だって、自衛官は(というより一般的な企業・組織はどこもそうだと思いますが)許可なくそういう取材に応じられませんから。
なので、「自衛隊の広報にお願いしてください。私にはできかねます」とお断りしました。
まあ、仮に私がこのお願いをOKして友人の自衛官に頼んでもお断りされるだけですけど。

私の友人の自衛官はみんなちゃんとした人たちですからね。
もうそれ系のお願いは私にしてこないでくださいね。
「自衛隊の広報にお願いしてください」としか言えませんから。

「自衛隊の政治利用」といえば、先日こんなツイートがありました。




「自衛隊の皆さんへ」って自衛隊の皆さんはおいそれと返答できないんですけどね。
まあ、返答がなくても聞いてくれればそれでいいのかもしれませんが。

これが、純粋に「自衛隊の皆さんに聞いて欲しい」って意思の元に……なら別にいいと思うんです。
でも、文章を読むと〝「自衛隊の皆さんへ」というメッセージ形式の政治的主張〟としか思えないんですよねぇ。
となると、これも「自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある」と言ってもいい可能性もある。

「自衛隊の皆さんへ」とのことなので、非常勤ではありますが「自衛隊の皆さん」の中に含まれる私も一応コメントしておきました。
リプライじゃなくリツイートしただけなんで、ご本人には届いてないと思いますが。




自衛隊法第六十一条の「政治的行為の制限」により、ある意味〝口を閉ざされている〟自衛隊。
だからこそ自衛隊は「政治利用」されやすいのでしょうし、だからこそ「自衛隊の政治利用」はあってはならないと思います。

しかし、どこまでが「自衛隊の政治利用ではない」で、どこからが「自衛隊の政治利用」なのかはとっても難しいです。
こうやって、「予備自衛官」である私が政治的なことを書いてるのも、「自衛隊の政治利用だ!」と言われるのかもしれません。
そして、「予備自衛官の招集中以外の言論に対して自衛隊の政治利用だというのはそれこそ自衛隊の政治利用だ!」という意見も出てくるかもしれません。

「自衛隊の政治利用だ!」ってなかなかのブーメランワードですよね。

自衛隊の駐屯地や基地周辺には、政治的主張を行う集団が現れることがあります。
「それ自衛隊に言ってもしょうがないでしょ、どうせやるなら国会周辺で叫んだら?」と思うような主張も中にはあります……というかそれ系ばっかりです。
なのにわざわざ「自衛隊」で主張をする……これも「自衛隊の政治利用」ですよね。

「自衛隊」周辺で政治的主張を行う集団から発せられる言葉には、主張どころかヘイトすぎる罵詈雑言もあります。
長期の海外派遣から帰ってきた自衛官に対して、お子さんが見ている前で「人殺し!!」と罵る人もいます。
数日間睡眠も食事も極限に削られた訓練を終え、歩くだけで精一杯の隊員に「キャー殺されるー!!」と金切り声を浴びせる人もいます。
〝自衛隊は口を閉ざされている〟ことを承知の上で。

「自衛隊は憲法違反だ」等の政治的主張をするために、自衛隊はこんな政治利用をされています。
自衛隊を政治利用して自衛官のメンタルを傷つけておきながら、一方では「自衛官のメンタルガー!戦争法案反対!」とさらに自衛隊を政治利用するんです。

でも、ブーメランが回りまわれば、こんな悲しい「自衛隊の政治利用」がなくなる日が来るのかもしれないなぁ、そうならないかなぁ……と考えると、ブーメランがぶんぶん飛ぶように、現状の稲田大臣に対する「自衛隊の政治利用だ!」な騒動は「いいぞもっとやれ」とちょっぴり思ってたりします。

いや、「いいぞもっとやれ」はかなり不適切な発言ですね。
でも撤回しません。


※自衛隊法第六十一条の「政治的行為の制限」の範疇はどこまでなのか……自衛隊員にも選挙権はありますし、政治的な言動がすべて禁止されてるワケではないのですが、もうこれ以上書く気力がありませんので興味のある方は自衛隊法を読んでみてください。


■新連載スタート!

大変ご無沙汰しております。
現在、お仕事でいろいろと新しい動きがあり、なかなかな多忙を極めております……とブログを更新しない言い訳ばかりですみません。

なんたってバッティングセンターも全然行けてないですからね。
おかげで手のマメはすっかりきれいに治ってしまいました。
チームの練習や試合も仕事と重なって行けない日が多く、悲しみに暮れていますがカープが好調で機嫌は良いです。

などなど、岡田さんのくだらない近況はFacebookでつらつら書いていますので、もし興味のある奇特な方がいらっしゃいましたらフォローしてみてください。
ほんとくだらないことしか書いてませんが。

あと、婚活女性のためのコラム
女子にも分かる自衛隊
も毎月2本更新してますので、こちらもどうぞご覧ください!

白状すると、「自衛隊を分かりやすく伝える」って部分では、結構このコラムで完結しちゃっててブログに書くことがないな~と思ってたり……とまた言い訳が始まってしまいましたが、もし「こういうことが知りたい」などあれば、ご連絡頂けると嬉しいです。

で、本題。

MAMORで新連載がスタートしました!!
……って、5月21日発売の7月号から始まってるんですけどね。
告知が遅々ですみません。

新連載のタイトルは、「岡田の手も借りたい!」。
自衛隊の部隊にお邪魔して、業務を実際にお手伝いして、それをレポートする……という企画です。
「岡田に手伝いに来て欲しい」という部隊も募集中ですので、詳しくはMAMORをご覧ください。

連載第1回目は陸上自衛隊の物流ターミナルで輸送品の仕分けや検品をお手伝いしてみたりと、自衛隊の「ニッチな業務」に挑戦しています。
第2回目も3回目も4回目も、おそらく「自衛隊のこんなとこに取材が入ったのは初めてなんじゃなかろうか」というとこを攻めてます。
「自衛隊、こんなお仕事もしてるんだ」と私自身びっくり続きの連載です。

ぜひご覧ください!


プロフィール

okadamari

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岡田真理・著
(文藝春秋社)


よくわかる自衛隊 (楽しい調べ学習シリーズ)



志方俊之・監修
岡田真理・文
(PHP研究所)



―岡田真理―
フリーライター。昭和52年生まれ、福岡県香春町出身。同志社大学工学部中退。平成17年、陸上自衛隊予備自衛官補(一般)に志願。50日間の教育訓練を経て、平成19年、予備自衛官に任官。現在も任用継続中。全国の陸海空自衛隊各部隊を取材し、「女子高生にも分かる国防」をモットーに執筆活動を行う。

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